東京カメラ部初の公式写真集『人生を変えた1枚。人生を変える1枚。』を購入しました。
今年も東京カメラ部の写真展が開催されています。昨年はたまたま上京のタイミングが合ったので、最終日にお邪魔させていただくことが出来ましたが、今年は無理そうだと思っていたところ、なんと初の写真集が発売されると伺ったので、速攻Amazonで予約注文し、写真展の初日に自宅で手に入れることが出来ました。
人生を変えた1枚。人生を変える1枚。 | ストアで買う | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://tokyocameraclub.com/special/exhibition_2017/
A4以上の大きさの本が届くかと勝手に想像していたのですが、届いたのはA5サイズ弱のコンパクトな写真集でした。
コンパクトなサイズですが、その中には年間延べ4.5億人がSNS上で見た「一瞬」がこれでもかというくらい約190ページの中に凝縮されています。
スマートフォンやPCなどの何かしらのデジタルな画面で見ることがほとんどのSNSですが、やはり紙媒体での写真は目に入ってくる情報の質が違うというか、デジタルには無いアナログで感じるものがありますね。カメラ素人の私でも1ページ1ページをゆっくりとめくりながら見入ってしまいました。いや、「魅入ってしまう」という言葉の方がしっくりきます。
最初はSNS内の数あるサイトの1つとして立ち上がったこのグループも、今やカメラメーカーを問わず、写真業界全体も巻き込んで、日本国内で最大とも言える写真コミュニティと言われるほどに巨大になってしまいました。
普段、カメラを手にすることが少ない人にとっては、「人生を変えるほどの写真一枚」に出会うことは人生の中でなかなか無いかもしれませんが、この東京カメラ部代表の塚崎氏の言葉は文字でも音でもいつも私の心に刺さることが多くて考えさせられます。
この塚崎氏の声、言葉というのは数年前からブロガー向けのイベントでもお話を伺う機会がありましたが、あらゆる物事に対しての「情熱」という言葉では表現しきれない気持ちのようなものが言葉の隙間から漏れ出るような印象を受けます。東京カメラ部が日を追うごとに大きくなり続けているのも塚崎氏の言葉で写真業界全体が動かされているからなのかもしれません。
私も写真を撮るという行為に対して気持ちを改めてみたいと思います。
この本は先日購入した防湿庫のそばに置いてカメラを持ち出す前に、この気持ちを思い出すようにしたいと思いますが…。
今回、Amazonで購入したので補充注文カードが挟まったままになっていましたが、この挟んであるページが両方とも浅岡省一氏になっていたのは意図的だったのでしょうか…。
出版社側の意図でないことを祈るばかりです(笑)。