るり渓温泉・京都イルミエールに家族で行ってきました。

うちは夫婦共働きなので、あまり週末に休みが一緒になることは少ないのですが、久しぶりに家族4人が揃って休み(長男はまだどこにも通っていないのでいつも休みですが)になったので、思いつきで京都イルミエールに行ってきました。

京都イルミエール 2016-2017
http://www.kyoto-illumiere.com/

京都イルミエールは今年で5年目になる、比較的まだ新しいイルミネーションイベントです。まだ子供が夜に弱い(すぐに寝てしまう)ので、遠出してイルミネーションを観たのは、なばなの里だけです。
いつか神戸ルミナリエにも連れて行ってやりたいとは思うのですが。私自身、阪神大震災は直接被災してはいないものの、忘れられない記憶ですので。
今回の京都イルミエールは、京都府亀岡よりも少し北にある、るり渓温泉で開催されています。るり渓温泉は以前長女がまだ小さかった頃に一度遊びに行ったことがあるくらいで数年振りです。

京都市内では雨模様だったのですが、到着する頃には晴れているかもしれないという淡い期待で出発。京都縦貫道に入ったくらいから雪が目立ち始め、現地に着いた時点でなんと吹雪に。それでなくても東北に来てしまったのかと思ってしまうくらいの積雪で、雪と防寒の対策をしてこなかったことを家族全員で悔みました(笑)。

点灯直前に中に入って待っていましたが、低めに飾られたイルミネーションの6～7割が雪の中で優しく光っていてあまり見えないという、珍しい状態でした(笑)。

奥の方にある特設会場ではデュアルオーロラショーを見ることが出来ましたが、吹雪が直前までひどかったので投影用のスモークが風に流れてしまって少し残念な結果に。
運営側も予想できなかった事態らしく、「すぐに2回目を行います」と放送されたのですが、あまりの寒さに初回を観た人はほとんど2回目までその場所に残れませんでした。本来はもう少し暗くなってから、スモークに幻想的に光が投影されてオーロラのように見えるのだと思いますが、これは少し残念でした。次回に期待です。

下に降りると積雪で歩きにくかったりするのですが、小高い丘の上から観てみると、雪で柔らかく反射したイルミネーションの光が幻想的で綺麗ですね。もしかするとここで撮影をじっくりしていた方が良かったのかもしれません。家族には申し訳ないですが(笑)。

画像下の方に一か所滲んでいる部分がありますが、長時間露光で三脚を立てている間にヒラヒラと舞ってきた雪が一粒だけレンズに付いていたようです。暗い中ペンライトも忘れ、寒さ対策もしていなかったのでじっくり構えて撮影する気力も無かったので、そこまで気付きませんでした。
子供たちは寒い中でも雪で遊んでいました。やはり雪はテンションが上がるようです。子供たちの格好は防寒対策をしているように見えますが、実際は普通の冬の服装です。雪にはあまり効果が無かったので、「寒い！」と言いながら遊んでいました。帰ってからも風邪を引かなかったのは幸いでした(その後長男がインフルエンザを発症しましたが)。

SIGMA EF-610 DG SUPERでバウンス撮影したり、スローシンクロで撮影も試したりしました。カメラ素人なので、あまりこういった撮影モードは自分から試そうと思わないと出来ないと思うので、「夜景イルミネーション撮影」で検索して少しだけ予備知識を頭に入れて行きました。

雪がひどく、防寒対策もしていなかったので、一通り家族で楽しんだ後はすぐに車に戻ることに(笑)。当然Nikon D5300もSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMも防水対策はしていなかったので、ほとんどカメラバッグから取り出すこともできませんでした。
車中に戻って、自分の濡れた衣服の処理よりも先にカメラの水分を拭き取って乾燥剤をバッグに放り込んでいました。