BenQ W1070+をもっと手軽に楽しんでみました。
みんぽす様からお借りした、BenQのプロジェクター「W1070+」です。
W1070+ – デジタルプロジェクタ – 製品情報 | BenQ Japan
http://www.benq.co.jp/product/projector/w1070%2B/
プロジェクターを公私で使っていて、いつも気になってくるのが投影元の映像ソース(写真や動画等といったコンテンツ)の供給です。PCやタブレットは基本的に有線でW1070+にHDMI接続しているので、自身の中に保存されているコンテンツを投影することになります。
供給元となる端末側で、ネットワーク上のファイル参照を可能にしていれば問題は解決するのですが、自宅の別の部屋のPC内に保存されているコンテンツを表示させたい場合はW1070+の場合は無理ですね。
ここで愛用しているChromecastの登場です。
こんな感じで接続してみました。HDMIコネクタの形状から、Chromecastは裏向きに挿します。給電はMHL接続時と同じで大丈夫でした。
ARROWS NX F-02GでChromecastに写真をCastしてみました。これで簡単にMHL接続しなくても、PCをHDMI接続しなくてもW1070+に映像を送信できますね。
さすがに1080pのFullHDの表示が可能なだけあって、Nikon D5300で撮影した画像データも綺麗に精細に表示してくれます。
ちなみにChromecastで利用している際に対応アプリさえインストールしておけば、Android端末でほとんどの映像コーデックの動画ファイルをCastすることが可能です。
下は、WD社製のNASに保存してある、ビデオカメラのHD動画をXperia Z2 TabletでCastしている時の写真です。
結果として、2階の書斎にあるPCから1階のW1070+に挿してあるChromecastを通じて投影することが可能になりました。書斎のPCからW1070+接続のChromecastにCastすることで実現します。
もしかして、これはビジネス用途でも便利に使えそうな感じがしました。プロジェクターを社内で簡単に持ち運んでワイヤレスでコンテンツをCastできることになります。
付属のリモコンでMHL接続した端末の操作がある程度でも出来ればさらに利便性は上がったかもしれないのですが、さすがにそれは難しそうですね(笑)。
ちょっとリモコンのバックライトカラーも調整できるようにして欲しかったです。あまり日本では採用されないバックライトのカラーでしたし(笑)。
3D表示も試してみましたが、ここはやはり液晶での3D表示よりも少し劣る感じでした。やや輪郭の鮮明さに欠ける印象でした。ただ、あの大画面での3D感は映画館とほぼ同じ臨場感を味わうことができます。今回は別売りアクセサリーの3D専用メガネ「3DGS-02」も一緒に貸出していただけましたので試すことができました。
いつか夫婦二人で子供が寝た後に3DSF映画をプロジェクターで楽しむなんて生活をしてみたいと素直に思ってしまいました(笑)。3DGS-02はアクティブシャッター方式のUSB充電式タイプです。あまりメガネ本体に機能は無く、ON/OFFのみですが、これも迷わず使ってもらうための配慮のような感じがしました。
リモコン自体の操作感は良好でした。メニュー画面も再生中の画面を占有することなく、コーポレートカラーの紫と黒を使った配色は見やすかったです。
少しだけ気になったのは、静音性の代わりに排出される熱でした。結構な暑さの熱が前面に向かって排出されるのですが、冬場の6畳の部屋でしばらく視聴していると、暖房が無くても過ごせる温度になっていました。
それさえ除けば、プロジェクターを家電としての地位を確立してくれる、良機種だと思います。
プロジェクターの多くが抱える、「ランプの寿命」の問題が液晶テレビ並みにクリアできれば、一番嬉しいんですけどね。テレビの代わりにとか、映画を1日1本のペースでプロジェクターを使っていると、約数年でランプの寿命が見えてきますし。
はじめまして購入を考えているのですがAVアンプは接続しましたか?
相性などはがあるようで気になるのですがよろしくお願いします。
> ぽち 様
回答が遅くなってしまい、すみません。コメントありがとうございます。
残念ながら自宅にはAVアンプが無かったので、今回は接続していないです。
ただこういった機器の場合、端子は搭載していてもオーディオ部分の規格に準拠していない場合があるので、
購入前にメーカーに問い合わせてみるのも1つだと思います。
光デジタル接続であれば、大抵は大丈夫だと思いますが。
お役に立てず、すみません。