BenQ GV1はネットワーク活用でデメリットを克服。

BenQ GV1はポータブルプロジェクターとしては、HDMI入力が無いことが大きなデメリットのように感じますが、デメリットをカバーできる使い方を色々試してみました。

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ファイルを本体メモリに格納してみる。

GV1はAndroidベースですので、内部には基本動作用のOSが保存されているはずですし、多くのAndroidスマートフォンのように内部データにはアクセスできるようになっているはずだと思い、付属のUSBケーブル経由でPCに接続してみました。

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Windowsに接続した際に、GV1としてデバイス認識はしてくれるものの、内部メモリにはアクセスできませんでした。ここでリムーバブルメディアとして認識してくれたり、Type-Cに接続したメモリの読み書きができると良かったのですが。

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GV1のアプリストアである、Aptoideにはファイルマネージャーのアプリも公開されているので、 X-plore File Managerをインストールして内部メモリを覗いてみました。

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パッとみた限りではスマートフォンの本体メモリ内部とそれほど変わらないように見えますね。本体メモリとSDカードのメモリに分かれているようですが、お互いに容量は5.1GBの表記になっています。

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ここで X-plore File ManagerだとWi-Fi経由でファイルの転送を行うことが出来ますので、200MB程度の撮影したMP4動画を転送してみましたが、どうも本体内部のR/Wのスピードが遅いらしく、カクカクとして観れませんでした。
元々想定されていない使い方なので仕方が無いことなのかもしれません。

VLCでネットワークプレイヤーに。

Aptoideでは比較的ポピュラーなアプリもプロジェクターやTV用に最適化されたバージョンが公開されています。いつもスマートフォンで使っているMX Playerもあったのですが、ネットワーク経由での参照が可能なVLCをGV1にインストールしてみました。

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VLCは動画ファイルをローカルネットワーク経由でアクセスできるので(MX Playerもファイルマネージャー経由では可能)、アプリ単体で再生できるのは便利ですね。

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ゲスト接続を許可しているNASなら何事も無く接続できます。Windows PCでも共有フォルダを設定していて、ユーザーアカウントを入力すればSMB接続で参照できるのが便利でした。
例えば、PCで動画を編集してテスト出力した動画データをサーバやNASにコピーすることなく再生出来たりもします。

DS videoでSynology製NASのサービスも利用可能。

Aptoideを検索してみると、Synology製のDS videoとDS Photoが公開されていましたので、インストールして試してみました。

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DS videoをインストールします。かなりニッチなアプリなので、評価は低めですね(笑)。

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インストール後に起動してみましたが、スマートフォン版とは違うトップページが表示されますね。TV向きにカスタマイズされているように感じます。

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スマートフォンと同じようにQuickConnect IDでログインすると、DS218Jのライブラリに追加しておいた動画データを再生できるようになります。

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このGV1とDS videoとの組み合わせでは、スマートフォンでテザリングを経由させても利用可能ということです。自宅ネットワークのWi-Fiに接続した状態でも利用可能(ログイン時にローカルエリア接続がアプリ経由で優先される)ですし、外出先でもテザリングさえしておけば同じ動画を楽しめます。
これ、何気に便利です。DS218Jのライブラリで指定したフォルダに動画をコピーしておけば、外出先でも簡易映画館をGV1単体で(正確にはスマートフォンでテザリングさせていますが)楽しむことができます。

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再生させてみた感じでは、スキップに数秒の時間はかかることがあるものの、綺麗にストリーミングで再生できました。
ちなみに、GV1ではデフォルトの動画プレーヤーで再生されますが、AndroidスマートフォンでDS video経由で再生させた場合、MX Playerがインストールされていればそちらが優先されるようです。動画再生時にインストール状況を確認して自動で起動してくれますが、MX Playerではなく、VLCのみだった場合でも再生できました。

DS audioは動作するものの…。

Aptoideでは、DS audioは公開されていませんでした。GV1ではBluetoothスピーカーモードがありますが、スピーカーモードでは接続元となるスマートフォンが必須ですし、これが動作しすればGV1単体でどこにでも持ち出せるネットワークスピーカーになるかもと思い、試してみました。

DS audioはGV1からアクセスできるAptoideでは公開されていませんでしたので、取り急ぎSynologyのページからapkファイルをPCでダウンロードし、GV1にインストールしてみました。
X-plore File ManagerをGV1にインストールしていたので、このアプリを使ってWindowsのエクスプローラからWi-Fi経由で共有フォルダからファイルをコピーしています。

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インストールは正常に完了しましたが、いざ起動してみると、スマートフォンの縦画面専用になっていて、GV1の場合は表示が正常になりませんでした。

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Synologyで公開されていたapkファイルがスマートフォン専用だったのかもと思い、PC版のAptoideから検索してみると、DS audioを見つけたので同じように転送してインストールしてみましたが、結果は同じでした。

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ただ、操作は非常にしにくいですが、再生自体は可能でした。付属リモコンでもスマートフォンアプリでも正常に操作ができず、このままホーム画面に戻っても画面が縦画面横方向になったままなので(一度設定メニューに入ると元に戻る)、Androidとしては動作するが、GV1用に最適化されていないという感じでしょうか。

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GV1にはBluetoothで接続する「スピーカーモード」があるので、DS audioを起動したスマートフォン経由で再生させる組み合わせがBESTな選択になりそうです。これでもかなり便利に使えますが(笑)。

HDMIは無くても。

GV1はHDMI入力が無い為にかなり利用が制限されるように思いますが、それを補って余りあるネットワーク機能と、Androidベースである柔軟性もあって、使い始めるとわかりますが、かなり便利に使えます。

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GS1の段階でAndroidベースのポータブルプロジェクターは、BenQの中で一通りの進化を終えたと感じていたのですが、GV1でスタンドアローンとしての進化をさらに進めた感じがしました。

一点注意することといえば、ネットワーク経由であるがゆえに、接続されているネットワークのセキュリティにかなり左右されるということです。
通常のルーターなどでは大丈夫だと思いますが、セキュリティレベルの高い、職場のネットワークなどではポートを制限されていることも多く、その場合はDS videoなどでの接続は行うことが出来ません。
Synology製のサービスで使用するポート一覧はこちらで確認できます。

2018年より前なら外部入力端子が必須の時代でしたが、2019年以降はAmazonプライムビデオやdTVなどのストリーミング系サービスも充実してきていますし、Synology製NASのように自分で同様のサービスを個人用に環境を作ることもできますから、GV1のようなプロジェクターもHDMI入力端子が無いデメリットを気にせずに使うことが出来ますね。

rentry

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