大人になって小宇宙を燃やすことを忘れていたので観てきました。

公私共に忙しい日々が続いているのですが、たまの息抜きは必要、とお許しが出たので(笑)、オッサンの友人数人と一緒に少年時代を思い出せるような映画を観に行ってきました。
「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」です。映画の前には電子書籍の原作で復習。

聖闘士星矢は私が子供の頃に週刊少年ジャンプの黄金期に連載されていた大人気マンガで、今でも続編がアニメ化されたりと人気があるようですが、映画は私がリアルタイムで読んでいた頃の「聖域十二宮編」がメイン。
台風が近づいて不穏な天気の中、仕事帰りにイオンモール kyotoへ。下は元画像をPhotoshop CC 2014でHDR加工したものです。

仕事帰りのレイトショーはちょっと割安で空いているので個人的には帰りの手段さえ残されていれば、好きな時間帯です。日中に比べると人も少ないので集中して観る事も出来ますし。
残念ながら来場者記念のグッズは配布を終了していました。

本編のメインストーリーとなっている「聖域十二宮編」は、連載当時何年もかけて続いていたストーリーで、これを映画1本分の約90分にまとめてくるという「鮨詰め状態」はどうしても仕方がないのかなという印象。
要所要所はしっかり抑えてきているものの、原作の印象があまりにも強いアラサーの私にとっては「ん？何でそこでそれを？」と思ってしまうシーンも結構あったりしました。

良い意味で原作を意識していないというか、悪い意味で原作を無視しすぎている箇所があるというか…。別物として、今の「Ω」世代には受け入れてもらえる内容にはなっているなと感じました。
キャラクターの必殺技も有名どころはちゃんと抑えてきている辺りはちょっと嬉しかったですね。

ただ、テンポとスピードが速すぎて、「ん？今あの必殺技使った？」と思うところも。もうちょっとハイライト部分のピックアップというか、魅せる演出が欲しかったかも。
下は入場者記念でいただいたA5サイズのポストカードです。

CGのクオリティも高い映画にはなっていたので、ここ最近の昭和アニメリメイクでうんざりしていた人でも楽しめると思いました。星矢がキン○ダム○ーツに見え始めたら、紫龍がセ○ィロスに見えてきてしまうかも(笑)。
声優としてももいろクローバーのメンバーが入っていた事は最後まで気づきませんでした(笑)。

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