積み上げてきたイメージの踏襲と打破を同時に行った、5代目のXperia Z5。

先日のXperiaアンバサダーにてお借りした、Xperia Z5です。今回お借りしたのは、auモデルですね。はい、写真の整理が追いついていないので、今頃のアップになります。すみません。
カラーはグリーンです。
 

 

 
シンプルな外観と相まって、グリーンのカラーが非常に落ち着いた印象を受けますね。明るい系統のグリーンではなく、どちらかというとモスグリーンのようなダーク系のカラーなので、そう思ってしまうのかもしれません。
 

 

 
背面のレンズはレンズユニットが完全に本体に内蔵されている為、飛び出していません。完全にフラットです。背面から突出していると、背面を下にして置いた時に傷がついたり、回数を重ねると角の塗装が剥げてきたりするので、フラットはありがたいですね。
 

 
側面には、レーザー刻印された「XPERA」の文字があります。使っているうちに剥がれたり擦って消えたりしないので良いですね。
 

 
Xperia Z5は、サイズ的には一昔前のスマートフォンに比べると大画面になった部類に入るのですが、持ってみると手に持った感じがサイズ感的にはちょうど良い感じでした。昔は液晶周りのベゼルが大きくなっていたので、液晶画面が大きいものは手に余るサイズになってしまいがちでしたが、Xperia Z5はベゼル部分がほとんど無いので程よい大きさで大画面が手に入ります。
ただ、女性の手には少し大きくて持ちにくいかもしれませんね。
 

 
右手で持った際の親指の位置にちょうど電源ボタンが来るようになっています。左手で持った時も人差し指がちょうど電源ボタンにかかるようになっていて、絶妙のボタン配置です。下の方で旧機種と積み重ねているのですが、ボタンの配置が微妙に違っていて、試行錯誤してきたことがわかります。
 

 
電源ボタンの横にはボリュームボタンと、シャッターボタンがあります。このシャッターボタンがあること自体がXperiaのカメラ性能に対する自信の表れでもありますね。このシャッターボタンがあることによる撮影の安定感は他のスマートフォンには無いものです。
 

 
今回のZ5シリーズの開発の中心になっていたメンバーの中には、Z1を手掛けた方もおられたようで、比較してみると、前モデルであるZ4よりも若干スクェアな印象を受けますね。
積んである下が前モデルのXperia Z4です。
 

 
私の家には何故かXperia Zシリーズが何台かあるので、重ねてみました(笑)。
上から、Z5、Z4、Z1です。Z1 fもどこかにあったと思いますが…。すぐに出せませんでした。
 

 
こうやって見ると、トレードマークであるこの電源ボタンも少しずつ形状を変えていっているのがわかりますね。
 
そして今回のZ5では、指紋認証がこのボタンに搭載されてきました。iPhoneにも指紋認証が搭載されたり、最近は虹彩認証や色々な生体認証がモバイル端末にも導入されていますが、その認識率はやはり常用するには…という先入観がありました。指紋認証については実際に使ってみたいと思います。
 
こうやって重ねてみると、デザインの変遷を感じるので面白いですね。ストラップ用のスリットがあったり、フレーム部分のパーツ構成が違っていたりしていますね。
 

 

 

 
こんなにXperiaが家に転がっていること自体がおかしいのかもしれませんが(笑)。
 
ボタンが配置されているサイドとは逆側にSIMカードやmicroSDカードを挿入するスロットがあります。SIMカードとmicroSDカードが同じトレイに載せるようになっているので、結構コツが必要ですね。
 

 
実際に手に持ってみると、全体的なフラット感が非常にシンプルで、4世代分培ってきたZシリーズのXperiaブランドを感じることができます。ただ、個人的には握った時の「つかみどころ」が無いのも事実で、お借りしている間、何度も落としそうになりました(笑)。シンプルなデザインは賛否両論あると思いますが、私は保護カバー無しでは持てないと思いました。