名前自体が所有する理由になる、Xperiaというブランド。11/12 Xperiaアンバサダーに参加しました。その3。
アンバサダー参加の続きです。その1はこちら、その2はこちらです。Xperia Z5の注目すべき点は何よりもそのカメラ・音の他にもスマートフォンで初となる4Kディスプレイを搭載している事です。4K=4000という意味で、通常のフルハイビジョンが1920という解像度ですので、その約2倍という驚異的な解像度を小さなスマートフォンに搭載したということになります。
ここからはテレビメーカーとしても時代を牽引してきたSONYの技術が使われているということになります。最近ようやく巻き返しが見えてきた感じがするSONYですが、4Kテレビとしてのメーカー知名度はやはりSONYが一番よく知られている気がしますね。
ただ単に4K画質の動画が再生できるのではなく、従来の2K(フルハイビジョン)と呼ばれる動画も搭載しているエンジンを使ってアップスケーリングして再生が可能です。
さすがに完全に不足している映像部分を補間しての再生ではないと思うので、4K画質と同等まで綺麗にはならないと思いますが…。
これを実に簡単で、尚且つ異質感を漂わせながら体感できるのが、このアンバサダーで初登場した「4Kマン」です(笑)。構造的には正面にXperia Z5 Premiumを挿しこまれているだけの簡易VRゴーグルのようなものですが、4Kの画質に没入できるので、すごい迫力でした。
実はこの4Kマンもこのアンバサダーの為に試行錯誤され、外注で作成されたかなりの費用が掛かっているモデルとのこと(笑)。作り込みが半端じゃないところからも情熱が伝わります(笑)。
これだけ時代を牽引してきたSONYの技術を惜しみなく詰め込んだXperia Z5ですが、国産スマートフォンとしての基本的でスタンダートなりつつある機能もしっかり搭載しています。妥協無しですね。
操作ロックとしては徐々に搭載機種も増えている指紋認証も今回Z5から初めて搭載になりました。今までXperiaブランドの特徴でもあった丸型ボタンから大胆に変更になった細長いボタンに、特別に新規設計された指紋認証センサーを搭載しています。
このボタン形状の変更は今までのブランドイメージでもあった部分の変更になるので、社内でも賛否両論あったようですが、Zシリーズ5代目にして今までのデザインを踏襲するよりももう一段階の進化をするつもりでボタン形状を変更したようです。
個人的には「ちょっと押しにくくなったかな」と最初は思いましたが、押しているうちにしっくりくるようになりました。
防水機能もXperiaシリーズとしては、お馴染みの機能ですね。キャリアで発売されているスマートフォンはもはや防水機能が無いと売れないようになってきているようにも思います。
スマートフォンとフィーチャーフォン・iPhoneから移行することの敷居の高さをどうにか下げようとユーザーインターフェースの部分でもかなりこだわって作り込んでいるようです。
今回は純正カバーも各端末ごとに用意されていました。この辺りも他メーカーを追従する形にはなっていますが、Xperiaならではのデザイン性とNFCで通信するディスプレイを搭載するなど独自の機能を盛り込んでフリップ式カバーのデメリット部分をうまくカバーしてユーザビリティを向上させています。
音・映像・カメラともに死角無しのSONYがその各分野で持っている技術を惜しみなく投入したXperia Z5シリーズですが、その機能が果たして通常ユーザーのスマートフォンとして使った場合どこまでその恩恵を受ける事ができるのか、気になるところでもあります。
進化しすぎた機器は、生活の中のニーズに合わないと結果使われなくなることが多いと日々感じていますし。
今回はauモデルのXperia Z5をお借りすることができましたので、お借りしていた11月中使ってみた記事を書いてみたいと思います。
と言っても、バタバタしていた時期でもあったので、あまり参考にはならないかもしれませんが…。
今回のアンバサダーイベントは、イベント自体も楽しいものでしたが、お土産にいただいた東京土産(笑)と、次回のアンバサダー開催地である九州の明太子弁当は美味しかったです(笑)。
写真はせっかくなので、お借りしていたXperia Z5の料理撮影モードで撮影していました。