梅雨対策にモバイルドライ 除湿ユニット MD-2を購入してみました。
忙しいままに春が過ぎて梅雨の時期になり、最近は写真を撮るタイミングも逃したままです。しかし、この時期はカメラにとっては一番面倒な時期だと思っています。
そこでこんなものを購入してみました。東洋リビング モバイルドライ 除湿ユニット MD-2です。
MD-2(製品特長)|
http://www.toyoliving.co.jp/products-info-other/MD-2-1.html
防湿庫で有名な東洋リビングの「モバイルドライ MD-2」です。大きさ的にはARROWS NX F-02Gよりも少し小さめで、厚みは2倍程度です。私が学生の頃愛用していた、録音機能付のウォークマンと同じくらいだと思います(笑)。
まずは、ドライ機能を使うためにコンセントに接続します。
この中の粒が湿度によって色が変わります。購入時は紫色なので、通電して中の湿気を蒸発させる必要があります。
最初は紫色でしたが…。
数時間経つと青色に変わってきました。
早速、どれくらい乾燥効果があるのか試してみました。密閉式のドライボックスには、昔のコンパクトデジタルカメラやレンズを保管しています。しかしシリカゲルを取り出してしばらく経つと、やはり「WET」の部分まで針が動いてしまいました。このまま放置すると場合によってはカビが生えたりしてしまいます。
モバイルドライを入れて1時間程経つと、針は「DRY」の位置になっていました。効果は非常にありますね。
気になったのは、コンセントに挿している間、かなりの高熱を発することです。私の場合だと子供がまだ小さいので、床のタップに挿した時は触らないように気を付けておかないといけません。
それと、モバイルドライを入れておくのは、密閉できる容器が前提です。当たり前だと思いますが、通気性のあるケースにカメラ等を保管していてそこにモバイルドライを入れても湿気を吸い続けてすぐにインジケータ部分は紫色に戻ってしまうだけで、乾燥まではしてくれません。私が実験してみたところ、普通のスツールに入れてみたところ、1~2時間でもう紫色に変わってしまいました。
通電することで何度も繰り返し使えるのが利点の1つではありますが、これでは手間が増えるだけです。使う場合は密閉に気を付けた方が良さそうです。
とりあえず、今年の梅雨はこれで乗り切れそうです。