星見る場所へ。
長女が小学校四年生になって理科の授業で星のことを習ったと聞き、夏休み中に復習も兼ねて、星を見るためにお隣の滋賀県へ出かけてきました。
実は私が住んでいる京都市内でも結構星を見ることが出来ます。さすがに繁華街に出てしまうと電気の明かりで無理ですが、私が住んでいる地域は比較的静かで滋賀県との県境に向かって丘のようになっている途中でもあり、繁華街よりも少しだけ標高が高い場所なので天気が良い日は南の空でオリオン座や有名な星座は見ることが出来ます。
ただ、子どもたちに見せてあげるのはもっと「これぞ星空だ」と言わんばかりの夜空だったので、昼間のうちから滋賀県に出かけました。昼間のうちに来たのは、私が休みたかったこともあり、永源寺温泉です(笑)。
「八風の湯」というところに立ち寄りました。
昼間から温泉に入り、夕食を食べ、ソフトクリームを食べて一通りゆっくり体を休めた後に、さらに車を走らせて蔵王へ移動。蔵王ダムは以前から星空を見るスポットとしては有名だそうです。
たまたまこの日を境にペルセウス座流星群が活発化するとのことで、結構たくさんの方が車で見に来られていました。私たちはこれといって何も準備してこなかったのですが、流星を見るとなると持久戦になるので他の皆さんはチェアを持ってきたり、レジャーシートで駐車場内で寝ながら空を見たりされていました。
一応、Nikon D7500にSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを装着して車に積み込んでおいたのですが、何とバッテリーの充電を忘れるという失態を犯してしまい、使えませんでした。仕方なくサブカメラとしてバッグに入れておいた、GoPro Hero 7 Black ダスクホワイトで急遽星空撮影に挑戦してみました。
特に何も考えずにGoProの撮影モードをナイトフォトモードに変更して、シャッタースピードを30秒に設定して撮影してみました。
この日はかなり風も強く、台風が接近してきているとのことだったので、周りの木々は激しく揺れていました。雲もかなり速く流れていたので、撮影にはあまり向いていない日だったのかもしれません。
色々と少しずつ設定を変えてみたり、置く位置を変えてみたりしながら撮影したものをスマートフォンに転送、持ってきた星座早見盤と照らし合わせながら、夏の大三角を子どもたちと探してみました。
GoProの特性上、かなり広角に撮れているので紙の上で見ていた配置図とは違ってきていましたが、子どもたちも三角形を見つけることが出来ました。
子どもたちには他にも、カシオペア座、北斗七星等星座のこと、星は動いているけど、地球が回っているからなど色々話しながら首が付かれてしまうほど空を見上げていました。
こんな風に子どもたちの目に見えていたかは不明ですが(笑)。
(イラスト:私画)
私は見逃したのですが、妻は何個か流星を見ることが出来たようです。
私はGoProをナイトタイムラプスフォトに変更して45分程放置しておきました。撮影された画像をPhotoshopで重ねた画像が下です。重ねた画像を「比較(明)」で合成しています。
長女にはかなり良い刺激になったみたいで、夏休みの自由研究の課題にしてくれたようです。望遠鏡を手作りしてみたり、この時の空を絵に描いて作品にしたりしていました。