色々と便利な自立する一脚、マンフロット 560B-1を使ってみました。
一脚は先日譲っていただいたベルボン製やマンフロットのコンパクトなタイプを所有していますが、最近子供の学校イベントでも三脚禁止の場合が多いので一脚を使うシーンは増えてきています。
フルードビデオ一脚 | 560B-1 | Manfrotto
https://www.manfrotto.jp/fluid-video-monopod-with-head-560B-1
ただ、やはり自立しないのが一脚の不便な部分ですので、マンフロットの560B-1という一脚を使ってみました。この一脚の最大の特徴はやはりこの設置部分です。
商品名が「フルードビデオ一脚」とあるように、元々はビデオ撮影用の一脚なのですが、カメラでも使用できます。設置部分が3方向に拡がります。
この3方向に拡がる足のおかげで、一脚ながら自立することができます。
一脚との接続部分はボールジョイントになっていて、少し固めになっていてますので手で角度を変えながら、ある程度の固定も出来るようになっています。ヨドバシカメラで展示されていたものはかなり固くなっていたのですが、店員の方に伺ってみると、この接続部分の3ヵ所ある六角ネジを締めることである程度の調整が出来るとのこと。
足の部分は、一昔前のコタツの足のようにレバーを引いて折り畳むようになっています。多分、若い方々はコタツの足と言われてもピンとこないのかもしれませんが。
簡単なクイックシューの雲台が付属しています。雲台との接続部分のネジ口径は1/4ネジです。
一脚の伸縮部分はレバーロック式で簡単に伸ばすことができます。最大まで伸ばした場合は166cm、一番短く使用した場合は約65cmで使用可能です。自由な長さで止めることも可能です。一脚自体は、かなりコンパクトなタイプなので、最大荷重は2kgです。標準レンズ程度のデジタル一眼レフなら問題ありませんが、かなりレンズ鏡筒部分が長く重量があるものは無理ですね。
クイックシューの部分は、ピンを回転させることでロックすることもできます。ロックしておくと、レバーを動かすことができなくなるので外れません。
Nikon D5300でも手持ちのビデオカメラでもこの一脚は使うつもりですが、取急ぎRICOH THETA Sを載せてみました。
この使い方が意外に便利で、RICOH THETA S自体も重心が一脚の中心点からぶれない為、簡単に立たせることが出来ます。重心が一脚の中心からずれないので、比較的どこでも立たせることができました。
京都・大文字山山頂から。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
結構しっかりと自立してくれるので、THETAとの相性は良いです。
クイックシューの部分はどうしても映り込んでしまいますが、高さがある為、PIXI ミニ三脚のように三脚の足が映り込まない分目立たない気がします。
自由雲台だけでも追加で購入してもっと活用できるようにしておきたいと思います。