自称”ASUSマニア”とまではいかないですが、8/6 ASUSイベントに参加してきました。その2。
ASUSのイベント2回目です。1回目の記事はこちら。
発表されたASUS ZenPad S 8.0ですが、かなりの機能が盛り沢山です。次は、端末の使い勝手に直接影響するインターフェース部分です。
インターフェースはユーザーの利用頻度に直接影響する部分といっても差支えが無いくらい重要な部分です。当然ASUSでもそこにはこだわっているようです。「ZenUI」と呼ばれる独自UIを搭載しています。
いくつかあるうちの「ZenMotion」が面白い機能でした。
「W」・「S」・「e」・「C」・「Z」・「V」といった予め登録されている6つのアルファベットに機能を割り当てることができ、画面OFF時にアルファベットの軌跡を描くだけでアプリや機能が起動するというものです。似たような「ジェスチャー」機能は今までも見たことがありますが、画面OFF時に描いても受け付けてくれるのが面白いですね。
一筆書きのアルファベット限定ですし、描く文字のカスタマイズはできませんが、起動する機能を変更可能です。
そんなZenPad S 8.0は3万円台と低価格ながら、7.9インチの4:3・IPS液晶、ゴリラガラス3で指紋防止プリントもされています。また、このタブレットサイズでは初めての4GBメモリを搭載しています。ASUSは「世界初」にこだわると言うセリフも(笑)。
そう言えば私がこの日持参していた、ASUS EeePad Slider SL101も確か初めて搭載された機能が多かった気がします。今となってはもうこのタブレットも時代遅れと思われてしまいますが。
ZenPad S 8.0はさらに純正アクセサリーで他と差が付きます。中でも専用のスタイラスペン「Z Stylus」と組み合わせた機能はかなり気になりました。
中でも「Smart Crop」機能が非常に使いやすそうです。画面の一部分だけをすぐにメールで送りたい時は結構ありますね。今回はこちらを試す事が出来そうです。
続いて、ZenPad 8.0の発表がありました。型番としては、「S」の文字を取っただけという、一見間違いそうな型番ですが、搭載している機能はコンセプトの違いから、かなり違いました。
それは、「音声通話」への対応です。
実際にタブレットを音声通話用として使っている人は少ないと思いますが、2台持ちしている人の中には需要もあるのかもしれませんね。私は完全に分離している派です。
その為の専用アクセサリ、「Power Case」も用意されていました。専用コネクタで背面に装着することで4330mAhのバッテリーが追加され、公称値で最大6時間も利用時間が増えることになります。
また、この専用のコネクタを使っての純正アクセサリーはまだありました。専用のフリップ式カバーでカバー内側に薄型のスピーカーを内蔵しています。
こちらでもdtsの技術が使われていました。実際に音声を聴いてみましたが、本体のスピーカーの質も元々良い方だと感じていた音がかなり左右に拡がった感じに聴こえました。AV系をタブレットで楽しむことがメインのユーザーには、こちらの方が魅力ある製品に感じると思います。
個人的には、このカバーを取り外して離れた場所でもスピーカーが使えるという機能も欲しかった気がします。
私はイベントには時間的な都合もあって参加できませんでしたが、ZenFone 2 Laserも展示されていたので、触らせていただきました。
画面サイズは大きい部類に入りますが、ラウンドした背面のおかげか、非常に持ちやすい端末でした。
私の中ではPCパーツのメーカーという印象が強いASUSですが、最近はこういった端末のメーカーという印象が段々と根付いてきているような感じでした。またスタッフの方々も非常に明るくて気さくな感じで、楽しいイベントになりました。
ネタバレ的な話もあり、オフィシャルに登壇中に話してしまっても良いのか疑問に思ってしまうくらいの話題も飛び出し、自分の会社で開発した機器が好きでたまらないという感じがイベントのトークの中で伝わってきました。
イベントスタッフの方々、ありがとうございました。
今回、ASUS ZenPad S 8.0を色々セットでモニターでお借りしましたので、普段の生活の中でじっくり試してみたいと思います。