私の周りで野球の空気がさらに濃くなりました。
今年はタイミングが合わなくて祇園祭・宵山も巡行も見に行くことが出来ず残念でしたが、来年はもう少し楽しみたいと思っています。妻の甥っ子2人は小学生の頃から野球一筋で、中学校も地元の野球チームに入り、そのまま福井県の気比高校に野球推薦で入学して寮生活で頑張っていますが、三男もその背中を追うように野球を始めたようです。
入った少年野球チームも長男・次男が所属していたチームです。本当にこの兄弟は仲が良くて、あまり大きな喧嘩をしているのを見たことがありません。そのこともあって、三男はこの兄二人を尊敬して追いかけているように思います。
ここ最近は中学~高校の野球しか見ていなかったので、どうしても“スポ魂”の印象が強かったのですが、小学生、それも低学年の子供たちがプレイする野球は、気合一割、頑張りと緊張が大部分を占めていてどこか温かい目で応援したくなります。
まだチームには入りたてで練習も数回しか参加していないものの、やはり兄たちがいたチーム、三男のポテンシャルの高さを見抜いてくれたのか、いきなりベンチ入り。
結果的に攻守ともに出場することは無く、ベンチを温めた結果になりましたが、これから兄二人を追いかけていってほしいものです。
その兄二人は先日練習試合にも兄弟揃って出場し、得点につなげる大活躍を見せてくれました。
今回ブログではあまり写真をアップしていませんが、それなりに、それなりのちゃんと写真を撮っています(笑)。さすがにあまり本人を特定できる写真をブログに使うわけにもいきませんし(笑)。
この兄二人が夏の大会を経験して運と実力がうまく噛み合えば甲子園につながっていく訳ですが、その時大会はちょうど第100回を迎えます。
今年はどうやら激戦で負けてしまったようですが、来年に期待です。
それまでに二人の雄姿を撮影できるような機材とスキルを身に付けておきたいものですが、2016年から甲子園でのSNSやブログ用の撮影は全面禁止との話もありますね。甲子園を運営している朝日新聞社のWebサイトでもこのようなページがあります。
私はSNS上で今までよく見ていた甲子園球場の写真を見かけなくなった理由をつい最近この情報で理解しましたが、客観的に写真を趣味とする人間としても、親族としても少し残念ではありますね。SNSやブログは情報が拡散することで活性化につながるという見方がほとんどですが、高野連のような逆の見方があるのも事実で、良くも悪くもそれを受け入れる度量があるかないかということだと個人的には思いますし、最近の高野連の一連の騒ぎ方を見ても、時流に乗るのも周りの理解を求めるのもあまりうまくないと思いました。
とはいえ、実際に目に焼き付けるのも大事なことですし、高校野球を盛り上げていくのは高野連ではなく、実際に戦う球児たちは美しいですし頑張ってほしいです。
高校野球が身近に感じてきて、それを追いかけ始める小さな背中を見て、スポーツとは無縁の私の家の中でも野球の空気が少しずつ濃くなってきました。