最近のノートパソコンには必要不可欠な変換アダプタ。ELECOM HDMI→VGA変換アダプタ。
Windows XPのサポート終了や、そもそものパソコンの耐用年数が過ぎると、通常の企業では大規模なリプレイスが行われますが、私の職場でのその波が昨年位から続いています。
OSのサポート終了に関するリプレイスはほぼ終わりなのですが、今度は耐用年数を超えたパソコンが故障し始めたので、それを絶賛リプレイス中であったりします。つまりバタバタしています(笑)。
その中で問題になっているのが、「周辺機器との接続」です。職場にあるプロジェクターや外部出力用のディスプレイ等では未だにVGA接続(RGB、D-Sub 15pinとも言われますが)が主流です。
最近のノートパソコンではVGA出力の端子が非搭載のものが多く、変換アダプタを購入する必要があったので購入しました。
ELECOM HDMI→VGA変換アダプタです。
HDMI-VGA変換アダプタ – AD-HDMIVGABK
http://www2.elecom.co.jp/products/AD-HDMIVGABK.html
単純な変換アダプタですが、金属の筐体になっていてしっかりした作りです。それなりに重みも感じます。片側がHDMI端子。
もう片方がVGA端子になっています。これ以上ないくらいシンプルなアダプタです(笑)。
この変換アダプタは端子の接触部分が金メッキ仕様になっているので、通電に優れているのと、入出力の方向がHDMIからVGAへの出力の一方通行になっています。VGAからの逆方向への変換はできません。
単純に映像の情報を流しているだけで、特におかしな変換を行っているわけでもないので、DELL製PCでもHP製PCでも使えました。
このアダプタで出力できるHDMIの信号の解像度は1920×(1200 or 1080)になっています。
また、VGA端子への映像の出力だけを行うので、音声信号がHDMIからの情報に入っていてもそれはVGA側にはその情報を受ける部分が無いので当然ながら音は出力されません。
その場合音声の出力先デバイスを変更する必要がありますので、注意が必要ですね。またHDCPと呼ばれる、著作権保護技術にも非対応なので動画等を再生する場合にも注意が必要です。
RGB規格自体が既に“終わった”規格と言われていますし、これから出てくるPCはほとんどが非搭載になってくるので、PCだけを先にリプレイスして周辺機器の対応が追い付かない場合は1つ2つ用意しておく方が良いかもしれませんね。