名前自体が所有する理由になる、Xperiaというブランド。11/12 Xperiaアンバサダーに参加しました。その2。
Xperiaアンバサダーの続きです。その1はこちらです。
Z5で進化を遂げた最たるものはやはりカメラですね。ここだけは一昔前のデジタルカメラの性能を追い越す機能を搭載して来ています。
下は貴重なカメラレンズユニット単体での展示です。前モデルのユニットとの比較が出来ました。
やはりサイバーショットで長年培ってきたデジタルカメラの技術と、αシリーズで一気に上り詰めた技術を惜しみなくZ5シリーズに投入してきていました。
スマートフォンでの撮影需要が多くなってきている中でのこの技術投入は必然とも言うべき進化の1つですね。
有効画素数が2300万画素という今までにない画素数をスマートフォンで実現しています。デジタルカメラ顔負けの画素数です。
カメラの画質の綺麗さを創り上げるのは当然画素数の高いセンサーだけがあれば良いという訳ではありません。タッチ&トライで触ってみた感じでは体感的に今までのスマートフォンの中で最速のオートフォーカスでした。
この速さを実現してくれるのは、Hybrid AFという機能です。2種類のAFを並行して使う事で、時間短縮を実現しているとのことでした。
この時間短縮のおかげで、レンズを通してリアルタイムで画面を見ていても自然に、まるで目で追って瞬間的に焦点を合わせているかのようにフォーカスを合わせてくれます。
更に手ブレ補正もカメラ業界で培ってきた電子式手ブレ補正をあの小さなレンズユニットの中に搭載して、撮影者本人が動きながら撮ってもブレない写真が撮れます。
それはこの新たに開発された振動抑制アクチュエーターが実現してくれているとのことでした。この辺りの話、私個人的にはどストライクな話題だったのですが、内容的にコアな機械の話だったので、意味が分からないというリアルタイムなコメントもあったりしました(笑)。
また画像処理エンジン「BIONZ for mobile」では、本体デジタルズームで失われる解像感や、黒つぶれや白飛びといった失われる露出系の情報もHDR4.0で自然な写真に仕上げることが可能になりました。
ユーザーは何も考えずに今まで通り写真を撮るだけで、いくつもステップアップした写真を残すことが可能になっています。
このイベントの帰りに会場でもあったビルを撮影してみました。手持ち・歩きながら・荷物を肩から下げた状態という、夜景の撮影には最悪の環境でのシャッターでしたが、ここまで綺麗に撮れるのは驚きました。
ちなみに同じショットをXperia Z4で撮影してみました。画角がZ5に比べると狭いのと、街灯等が白飛びしてしまっていたり、カラーバランスの取り方が違っています。Z5の方がより自然に感じました。
また、SONYはカメラだけではありません。当然世界を牽引してきた「音」としてのSONYでもあります。Xperia Z5には音楽プレーヤーメーカーとしてのSONYの技術も詰め込まれていました。
最近では徐々にメジャーになりつつあるハイレゾにも当然対応し、さらにノイズキャンセルも搭載しています。
また、ノイズキャンセル用の集音マイク部分を利用して、立体的に音の位置までも感じる録音方式「バイノーラル録音」も可能になっているとの事。この録音方式で会議を録音すると、後日原稿に書き起こす際に便利そうですね。
通常のCD音源やMP3音源も自動的に波形を解析し、補正・補完してハイレゾに近づける技術もZシリーズではお馴染の機能です。
ちょっと驚いたのは、他メーカーのヘッドフォンでも自動で認識し、最適な音質調整を行っているということでした。ここまでのデータ収集と解析にはかなりの時間を費やしたのだろうと予測できますね。
他にも高音質データ転送規格 LDACに対応していたり、フロントステレオスピーカー搭載で、この一台で部屋の音場を創り上げることが可能になっていました。
もはやスマートフォンというカテゴリに入りきらないこのオーバースペックはこれだけではありませんでした。
まだ続きます。