勧修寺の桜。
自宅近くには桜の名所が多くあったりするのですが、毎年忙しさに流されて桜の時期はほとんど外に出ることがなく、楽しむことすら忘れかけていました。
勧修寺|スポット情報|観光ガイド|そうだ 京都、行こう。
http://souda-kyoto.jp/travel/spot/spot.html?spot_seq=0000399
今年のJRの「そうだ、京都、行こう」のポスターに選ばれたお寺が「勧修寺(かじゅうじ)」です。自宅のすぐ近くで、ちょうどテレビで話題になっていたのを子供と観ていたところ、今年から夜間ライトアップも始まるとのこと。地名では勧修寺を「かんしゅうじ」と読んだりもしますが、お寺の正式名称は「かじゅうじ」です。
休日でもあったので、子供たちと自転車で行ってみることにしました。
しかし、駐車場入り口に着いた途端、警備員の方が「予約の方ですか?本日は予約の方のみです」とのこと。テレビではそんなことを紹介していなかったことを伝えると、「夜間ライトアップはJR東海のチケットを購入している人だけなんです」と言われてしまいました。明らかにテレビの紹介不足ですね。私たち以外にも同じような方がたくさん来ておられました。
駐車場の警備の方は、「せっかく来ていただいたので、入口の枝垂桜だけでもご覧になられては?今満開ですよ」と言っていただけたので少し中に入ってみました。
入口まで自転車で入ってみると、やはりそこにも警備の方がおられて、「夜間ライトアップはチケットを持っている方のみです。お帰り下さい」とのこと。入口でのやり取りを説明すると、少しだけ見せていただけました。
入口にある数本の桜もちょうど満開で、これだけでも見ごたえあるものでした。ライトアップされている枝垂桜にはたくさんの人が見に来ていて、スマートフォンで写真を撮影されていました。
枝垂桜を撮ろうとすると東に背を向ける形になるのですが、東の空には月が出ていたので、何とか一緒の画角に入れることは出来ないかと思い、タイミングを見て撮ってみました。
やはり滞在時間数分(確か5分ほど)だったので、じっくりD7500の設定を変えながら撮影するのは難しいですね。
残念だったのは、勧修寺自体が夜間ライトアップについての告知をWeb上でも別の情報媒体でもちゃんと公開していなかったことです。後日いくつか検索して辿っているうちに見つけたのはこのFacebookのタイムラインの情報のみでした。
京都のお寺で、京都で放送されている番組で紹介されているのに、JR東海利用者しか入場できないとか、かなり限定的で閉鎖的とも感じる内容でしたし、来年からは是非一般公開でライトアップを開催してほしいですね。