初めて国の境を越えたことの記録。
2月の初めにこの歳になって生まれて初めて海外に行ってきました。海外旅行には興味が無かったというのもあるのですが、タイミングを逃していたらこの歳になってしまったというのもあるかもしれません。人からは「何度も行ってそう」とはよく言われるのですが、誰が何と言おうと生まれて初めてです(笑)。
行ってきたのはグアムです。最初の海外旅行としてはハワイかグアムだろうと以前に話していたことがあって、子供たちも海やプールで遊べるだろうという希望も持ちながらグアムに決めました。
観光メインの海外旅行は子供たちはまだ何も楽しんでくれないでしょうし。
飛行機自体は国内旅行で何度か乗ったことがありますが、関西国際空港は初めてですね。事前に用意しておいたカードの会員サービスで専用ラウンジを利用して搭乗時刻まで時間を潰しました。
今回は家族旅行でしたが、出来る限り旅費を抑えて現地で楽しみたかったので、LCCを利用しました。利用したのはティーウェイ航空です。他航空会社と比べると飛んでいる間は何もサービスが無いLCCですが、3時間ほどでグアムに到着するので我慢できるレベルかなと思い、決めました。結果、それほど気にもならなくて良かったかな、と。
子供たちはまだ海外旅行自体に楽しみを持つ年齢でも無いので、飛び立った日本冬なのに現地の気温が夏だったこと、プールがホテルの敷地内にあって、プライベートビーチもあることだけが楽しみだったようです。
日本に帰ってから思い返してみると、大人が一般的に楽しいと思うような観光地巡りやアクティビティ、ブランドショップ巡りはほとんどしなかったという結果に。
とは言え、周りには日本語を話す人はほとんどいない環境で、子供たちも新鮮に感じてくれたこと、日本では見ることの出来ない風景や空の色、海の青を目で見て感動してくれたことを傍で見ていて、家族のことを考えると、最初の海外旅行はこれで良かったのではないかなと思っています。
ホテルの方々も誰もがフレンドリーで非常に楽しく過ごせました。この笑顔に会いたくてリピーターになるのもうなづけますね。
今回も御多分に漏れず私の荷物のほとんどは機材メインです(笑)。機内持ち込みで済ませたかったので10kg以内に収めるために一度は持っていきたい機材を並べて前夜に非常に吟味しました。
結果、ものすごい量になってしまったので、ここから吟味してさらに減らしていくことに(笑)。最初の段階では14kgを超えていました(笑)。
結果的にカメラは旅行直前に購入したNikon D7500一台にしました。D5000はさておきD5300は予備の為に持っていきたかったのですが、先に書いた通り撮影メインの旅では無いと最初から思っていたので一台に減らしました。その分、予備バッテリーを持って不測の事態に備えておきました。
下の方に移っているPENTAX WG-3 GPSはお借りしたもので、今回一番活躍してくれたカメラかもしれません。
その分レンズは持っていきたかったので、いつものSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMと、SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM、単焦点レンズのAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを持ちました。レンズは咄嗟に付け替えられるように、これも以前に購入していたCommlite CM-LF レンズホルダーを入れておきました。
SDカードをたくさん持っていくことも考えましたが現地で調べものしたりすることも想定してノートPCを入れました。一日の終わりにSDカードの撮影データをバックアップできるとも考えた結果です。その分重くなるのですが、仕方ないかなと。
結果的に子供たちが楽しむことがメインになって良い旅でした。到着一日目は飛行機が遅れたこともあってあまり遊ぶこともできず、慣れない海外の土地ということもあって家族全員が疲れて寝てしまったのですが、しっかり海外の海と夕日を家族全員で見ることが出来ました。
二日目は目一杯子供たちとホテルのプールで遊び、少しの買い物と海外の空気を味わって終了。大人だけなら大丈夫ですが、子供、それもまだ7歳と3歳であれば食事も現地の慣れない味はダメなので結局食べなれたものを現地調達して終了。
三日目は少し考えて、現地でレンタカーを借りて島の南を回ってみました。初めての左ハンドル、初めての右車線の運転はかなり新鮮な感じで「右折は常時可」や「直進道路での左折の際には中央の安全地帯に一時避難してから」など、現地ルールを頭に叩き込みながら運転を楽しみました。
朝食は車で出発してからすぐに辿り着いた、KINGSでパンケーキを食べてみました。現地の砂糖の甘さに驚きながらもお腹を膨らませてさらに車で南へ。
ホテルから南に向かって走らせていると、海中展望塔 フィッシュアイマリンパークが見えてきたので立ち寄りました。
この「青」を見たいがために海を渡ったと言っても信じてもらえるレベルのグラデーションは、思わず見とれてしまいますね。
ホテル周辺ではないグアムの観光地を1つだけでも行ってみたかったので、車をさらに南の方へ走らせてソレダッド砦に。ソレダッド砦はスペインに統治されていた時代に作られたもので、当時の監視用の石で造られた小屋や大砲が置かれています。他に何も無い小さな公園なのですが、ここから海賊たちが攻めてくるのを見張っていたと思いを巡らせて景色を眺めていました。
その後はイナラハン天然プールに立ち寄りました。イナラハン天然プールは、海岸が削られて小さな入り江のようになっていて、波も届かない、ほぼ隔離された自然のプールのようになっているところです。現地の人しか訪れないというガイドブックの通り、観光客は皆無の状態でした。
外海はかなり波が高くなっていたのですが、本当に岩に守られていてほとんど波の影響は無くて内側では子供たちも優雅に楽しめました。
足元では本当に自然の熱帯魚が泳いでいて、シュノーケルなどを用意しなくても素潜りで手が届いて触れられるぐらいの距離まで近づけました。実はホテルの施設でも魚と一緒に泳げるプールというのがあったのですが、予約制で専用のシュノーケルを着けてレクチャーを受けながら泳ぐというもので自由度がそれほど無かったので、子供たちは泳がなかったのですが、ここでは本当に自然と触れ合えることが出来て楽しんでいました。
走った結果をGoogleマップで見てみると、グアムを半周以上していました。観光地はかなり都会だったのですが、南の方は舗装されていなかったり、道端の茂みを見ると水牛(?)が隠れていたり、ニワトリが飛び出して来たり、現地の人の暮らしを見ることが出来たり、かなり楽しいドライブでした。
夜は海岸に面した施設でバーベキューを楽しみました。どの場所でも感じていたことですが、陽気さと優しさが現地のどの人からもあふれ出ていたことです。冒頭のマネキンの顔のように誰もが笑顔があふれていて、見ていてこちらも楽しい気分になってしまいますね。
日本へ帰る最終日も朝からプールと海を満喫してから飛行機に飛び乗るという暴挙に(笑)。子供たちの体力には脱帽です。朝から海、プールと続けて遊び、ウォータースライダーやカヌーなどのアクティビティも満喫して疲れ切った状態で空港へ(笑)。
4日間のスケジュールとはいえ、実質は中2日間の海外旅行でしたが家族で楽しい思い出になったと思っています。次回はもう少し時間に余裕を持った海外旅行にしたいというのが課題になりました(笑)。
撮影した写真は、ほとんどが家族写真で、風景やフォトジェニックな写真を目指して撮影したものはほぼ無いという結果になりブログにアップできる写真も少なくなってしましたが、今まではD5300でマニュアル設定に手間がかかるのでなかなか家族そろっての写真をスピーディに撮れなかったのですが、新しいデジタル一眼レフのNikon D7500の性能のおかげでほとんどをオート撮影で撮れたので、結果良い思い出になりました。
今回の旅行ではオート撮影モード以外、ほぼ使っていません。レンズは頻繁に交換していたのですが、撮影モードはそのまま撮影しています。
今回、目的も曖昧で、家族メインでの旅行でしたし、次回はもう少し機材をさらに吟味・増強して、時間的にも荷物的にも余裕のある家族海外旅行にしたいと思います(笑)。