仕事終わりの夜に六本木ヒルズのジブリの大博覧会へ行ってきました。
また東京に仕事で行っていました。もう少しまとめて依頼してくれたら一度で済むのにと思いますが(笑)。今回も週末にかけての出張で、また知人との予定も合わなかったので(毎回、直前ですみません)、一人東京で時間を使うことが出来ました。
先日から開催されている「ジブリの大博覧会」に夜の閉館ギリギリでしたが行くことが出来ました。
ジブリの大博覧会 ~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~ / 公式ホームページ
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/ghibli-expo/
残念ながらエリア内のほとんどが撮影NGでした。当たり前ではあるのですが(笑)。仕事が終わってからまずはホテルに帰って荷物を置いた後、宿泊場所から恵比寿で乗り換えて六本木へ。
このメトロハットのエスカレーターで見上げてしまう時点で東京の人ではないと自ら暴露しているみたいで何か嫌なんですが、どうしても見てしまいます(笑)。
まずは歴代の映画ポスターの洗礼を受け、頭の中をジブリ一色にした後に、最新作「レッドタートル」の舞台裏を覗きます。私はまだ作品を見ていないのですが、絵コンテを眺めているとどこか時間がゆっくり流れるような物語の印象を受けました。「カメ」だからでしょうか(笑)。
その後、順路に沿っていくとトトロがマスターのバーカウンターが迎えてくれ、歴代のジブリ作品の裏の裏までを、ある意味赤裸々に、所狭しと両側壁に展示されていました。
壁一面に貼られた宮崎氏や鈴木氏の裏側でのやり取りや、キャッチコピーの試行錯誤などは、見ていてニヤニヤ笑ってしまいます。「この3文字を生み出す為にここまで文字で会話するのか」と驚きながらも読みふけっていました。
後半のネコバスエリアからは撮影OKとのことでしたので、カメラを取り出したものの、夜の閉館間際で照明のライトアップも昼間を想定しているためか若干暗め。カメラの撮影技術が乏しい私にとっては少し酷な空間でした(笑)。
挑戦してみたものの、やはり私の撮影技術ではまったく上手く撮れませんでした(笑)。
しばらく進むと、ラピュタのオープニングがゲートになっていました。
私、この井戸掘り?の仕組みのアニメーションがかなり印象的で頭に残っています。
ゴリアテや、ドーラ一家、紅の豚のポルコが乗る飛行艇サボイア、ナウシカのガンシップまで、ジブリ世界の空を駆ける乗り物が一同に会する空間は圧巻でした。
エリア左側の窓にはドーラ一家がお出迎え。晴れている空をバックにしていると、本当に空を飛んでいるように見えるのだと思います。
夜の暗さが飛行船の重厚感をより強調していました。
Xperia Z5で撮ると、ISO感度がかなり上がってしまいます。明るくは見えますが、違和感がありますね。動く被写体ではないので、じっくり腰を据えてNikon D5300で撮影していればもっと良い写真も撮れたのかもしれませんが(笑)。
六本木ヒルズの52階ということもあって、展示エリアの周りは東京の夜景が一面に拡がっていて、かなり撮影したかったのですが三脚を持っていなかったのと、PLフィルターも付けていなかったので断念しました。
何枚かは撮ってみたのですが、満足できる結果にはならず。運良く(?)SIGMAの広角レンズを装着していたのに残念です。
30年間ジブリが世に送り出してきた作品は、ほとんどの人がどれか一度は観たことがあるくらい有名な作品ばかりですが、その作品を創り上げる、またはその作品を人に知ってもらう為の試行錯誤がかなり綿密な、時には大胆な言葉を用いてやり取りして来られたのが、ものすごく印象的でした。確かにジブリ作品のCM1つを取ってみても、あの数十秒間で心に残る一言が多いです。
これまで語られなかった舞台裏を垣間見ることができるので、ジブリファンにはたまらない空間でした。
こんな素敵な空間ですが、ここでもアジア系外国人のマナーの悪さが目立って、ちょっと残念でした。ネコバスの写真撮影の列の順番を守らなかったり、他のカップルが撮影している瞬間にその子供たちがネコバスの中を走り回って映り込んだり、ネコバスの頭の上や屋根に土足で登って行ったり…。他のコーナーでもやりたい放題でした。
監視員の方が注意しても「ワタシ、ワカリマセン」とずっと無視。
お国柄なのか、人固有のものなのかはわかりませんが、あまりにもひどかったので、こういう人達は強制退出でも良かったのでは?と思います。
あとは、時間的な都合(?)でお酒臭い、焼き肉臭い人が多かったです(笑)。これは仕方がないことでしたが。
物販コーナーも閉館間際だと言うのに、レジには20人以上並んでいる状態でしたので、仕事帰りの私は体力が残っていませんでしたので、何も買わずにヒルズを後にしました。
ジブリ作品に登場した食べ物も実際に食べることができたらしいのですが、もう閉店間際だったので、今回は無理でした。開催期間中にもう一度行くことが出来れば食べてみたいですね。