ディズニー・オン・アイス「アナと雪の女王」を初日に観てきました。
8/6に初日を迎えたディズニー・オン・アイス「アナと雪の女王」を家族で観てきました。娘と2か月程前にテレビを観ていて、電話予約していると表示されたので、2人で電話をしてみたところ、チケットが偶然取れてしまいました(笑)。今回、ほとんど記事が写真だけで埋まってしまいました。
子供達もスケートショー自体観るのが初めて、先日のサーカスがホールに初めて、という状態だったので、2階席だったのは全体が見渡せるし子供達にとっては良かったのかもしれません。アリーナ席を奮発して近くで見せてあげるのは次回で良いかなと思いました。
ディズニー・オン・アイス自体、撮影はOKということでしたので、いつものSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMのレンズのままNikon D5300で撮影してみました。しかし、暗所での撮影、かなりのズームアップが必要、被写体は動きが激しい、とかなりの悪条件の中でNikon D5300は頑張ってくれました。フラッシュ無しのオートモードでほとんど撮影しています。一時マニュアル撮影にもトライしてみましたが、さすがにいきなり本番は難しく、オートに戻しました(笑)。ISOは6400までの幅を持たせていたのですが、さすがにほとんどの写真がISO6400固定になってしまいました。やはりノイズが少し多いですね。
ショー自体は最初にディズニーキャラクター総出演という感じで、子供達の心をガッチリつかんでくる作戦のようです。娘も白雪姫~シンデレラ~アリエルといつも画面で見ているプリンセスが登場してくるのでここでテンションを上げてくれました。実は会場前で暑さにやられて少し落ち込んでいたのです。
現在公開中のファインディング・ドリーもちゃんと紐付けてくる辺りがツボを心得ている感じです(笑)。ちょっと劇団四季っぽい感じですが。
ミッキーマウスやドナルドはやはり安定の人気と滑りで登場。登場する度に歓声が上がっていました。
ただ、メインはやはりアナと雪の女王なので、ディズニーキャラクターはこの話を紹介する為だけに登場。基本的には、銀盤の上で映画とほぼ同じストーリーが拡がって進んでいきます。ほとんどは本編と同じセリフですが、ところどころは新規録音の箇所も。芸が細かいです。
ハンス王子はちょっとイメージと違う感じでしたが、モミアゲのせいでしょうか(笑)。私が以前、ディズニーランドでアナと雪の女王のパレードを観た時はハンス王子はいませんでした。
一方、本編ではあまりアクション性は前に出していなかったクリストフですが、バク転したり、ジャンプしたりとかなりアクロバティックなキャラクターになっていました。
エルザが氷の魔法を使うシーンは、スパークで再現。天井やステージの各所に仕込まれていてタイミング良く魔法が発動したかのように魅せていました。
エルザが魔法で氷の城を構築していくイメージを銀盤の上で再現するのは難しいだろうと思っていましたが、あれだけ記憶に残る印象的なシーンでしたし、見事に脳内でリンクしてイメージと重ねて見れるように演出されていました。
劇中の歌や音楽も今回のショー用にアレンジされていたりして、オラフの登場シーンも迫力あるラインダンスに。
本編同様、クリストフはふてくされて、ステージ端に。アナは何故かラインダンスの中に入って一緒に踊っていましたが本編ではどちらかというとクリストフ側だったような。虫たちとライトアップ、ダンスだけで夏を表現していました。
城から追い出される際に追いかけられた雪の巨人・マシュマロウも、うまくエアーとスモークで表現されていました。写真では伝わらないですが、最初出てきた時は「?」という感じの小さなオブジェがみるみるうちに大きくなり、効果音と相まって本当にモンスターが出てきたのかと子供達は思ってしまったようで、中には泣き叫ぶ子もいたりしました。
本編は前後半に分かれ、元のシナリオ通りに終了しました。基本的にストーリーを省略するという部分がほとんど無かったので、2時間弱たっぷりのショーになりました。
その後は、このストーリーを紹介してくれたディズニーキャラクターと一緒に総出演のスケートショーで締めくくりです。
以前にTVで特集番組を放送していた時に、浅田美央さんがレポーター役でディズニー・オン・アイスの体験をされていて、演者へのスポットライトの追従を話しておられた記憶があって、今回見ていてその技術力の高さに注意しながら観ていました。暗所とスポットライト、場面の切り替えが実にスムーズで、観ていても気付かない間にセットが置かれていたりしました。
気の配り方や、個々の技術力の高さ、安定感はやはりディズニーならではの徹底ぶりを感じました。
この「アナと雪の女王」については、まだ大人が観ていても謎の部分が多かったりするのですが(エルザが何故魔法を使えるのか?等)、ストーリーとしてはハッピーエンドで終わる話なので、素直に楽しめました。
個人的にはこの最後のシーン「滑ってー、回るぅ、滑ってー、回るぅ」が再現されていただけでも嬉しかったです(笑)。