Windows 10の手動インストールメディア保存と、自動アップデートをDELL Inspiron 11で行ってみました。
Windows 10が発表されて、一週間近く経ちましたが予約しておいた私の何台かのパソコンには未だに通知が来ません(笑)。このままダウンロード通知を待っているのも良いかなとは思いましたが、手動でもアップデートできるという事でしたので、そちらを試してみる事にしました。
サイトにアクセスしてダウンロードすると、「MediaCreationTool.exe」(64bit版は、MediaCreationToolx64.exe)が保存できます。左は実行後に保存したISOファイルです。
Windows 10
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
このファイルをダブルクリックして起動すると、アップデート用のファイルがPCにダウンロード開始されます。このダウンロード自体はバックグラウンドで行われるので、通常のファイルダウンロードとは違う場所にダウンロードされるようですね。
ダウンロード後は自動で処理されて、ISOファイルなどにも変換が可能でした。
私は今後のことも考えて一旦DVD-Rメディアへ焼いておくことにしました。Windows 7の標準機能でも、フリーソフトを使ってDVDを焼いても問題なさそうですが、私はWindows 7標準の機能を使ってDVDを焼きました。
フリーソフトを使って、書き込み速度を調整して遅めのスピードで丁寧に焼くのも良いかもしれませんね。
最後の画面の「次の手順」をクリックすると、ブラウザで手順が確認できるようになっていました。この通りに作業すればアップデートできそうです。
作成したメディアからブートしてパーティションにインストールする – Windows ヘルプ
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/boot-install-partition-media-usb-dvd?ocid=W8_setup_partition
ですが、メディアでインストールを行う前に、本体への通知が来てしまったので、通常通りそちらでアップデートすることに(笑)。
今回は通知が先に来てしまったのでそちらからアップデートを実行しましたが、無線LAN経由でのダウンロードだと結構時間がかかりました。もしかすると混雑している時間帯だったのかもしれませんが、11nの接続で30分ぐらいかかってしまいました。
アップデート自体は非常に単純で、普段行っているWindowsUpdateの機能を使って処理されるようですね。
準備が完了すると再起動を促されるので、クリックして再起動を開始すると、Windows 10のインストールが開始されます。
というか、Inspiron 11の液晶画面が光沢有りなので、かなり映り込んでしまっていますね…。
アップグレードの為のインストール時に行う作業はなったくありません。すべて自動で行われ、インストール後にユーザーの操作がいくつか必要になるだけです。基本的には「次へ」をクリックするだけでセットアップは完了して使用できるようになりました。
ただ、今回試してみたDELL Inspiron 11は、無線LANしか搭載していない上に、スペックもそれほど高く無いので、アップデート時の処理にも結構時間がかかり、結果的には2時間を超える時間がかかってしまいました。
実際には、スタートメニューがWindows 7とWindows 8を足して2で割ったようなUIに変更した以外は目に見えての違いはありません。細かい部分の変更や改修はされていると思いますが、Windows 7を使っていたユーザーであれば、恐らく迷うことはほぼ無いと思います。
コントロールパネルが若干わかりづらくなって、すぐにアクセスできなくなっているのは残念ですが、普通の人はあまりアクセスしないようですし、これも慣れの問題かもしれません。
ストアアプリがデスクトップ上で動作するようになったのは、かなり便利でした。個人的にはWindows8のデフォルト設定のままだと、画像ファイルを開くとフォトが開いてデスクトップへ戻るのが面倒だと感じていたのです。
個人的にはこれだけでもアップデートする価値はあるくらいでした(笑)。少し使い込んでみます。