Intel Compute Stickをテレビで快適に操作できるワイヤレスキーボードを使ってみました。
Intel Compute Stick、発売からすでに2年が経過していて実売価格も10,000円前後と、かなり安価になって後継機もリリースされてきていますが、Windows 10にもアップグレードして私はまだ便利に使わせていただいています。しかしせっかくのコンパクトさをダメにしているのがキーボードの存在です。
今は、動画やブラウジング用にREGZA J7に接続して使っていますが、一番手間で場所を取るのがキーボードとマウスの存在です。
パソコンなので、入力デバイスとしてのキーボードとマウスは必須デバイスですし、普段パソコンを使っている上では邪魔にもならないのですが、Intel Compute Stickを使う時はテレビの延長線上として使う場合が多いので、切り替える度にキーボードを取り出すのが少し億劫になりつつありました。マウスは、ロジクールのK400でキーボードとトラックパッドは一体化していますがそれでも結構邪魔だったりします。
ということで、ミニワイヤレスキーボードを購入してみました。届いた商品は、まるでテレビリモコンのパッケージのようです。
中には、USBのユニットと、リモコン本体だけです。付属していたマニュアルは英語と中国語表記しかなかったので、使うにあたってかなり敷居は高く感じますね。
ロジクールのUnifyingレシーバーと比べてみましたが、ほぼ同じ大きさです。ちょっと作りは雑な感じがしますが、あまり出っ張らないので邪魔になりませんね。今回のレシーバーは2.4GHzで通信するようです。電子レンジや他機器との干渉はあまり感じませんでした。
本体は、裏表の両面に操作ボタンが配置されています。表面はテレビのリモコンのボタン配置に似ていますが、裏面は数字部分がキー組み合わせで入力するタイプのQWERTY配列に準じたキーボードになっています。
数字の入力は、ALTキーと組み合わせることで入力しますので、数字を多用した入力は苦手です。他にも利用頻度が比較的低いコロンやセミコロンなどもALTキーと
片側の底面がスライド式でカバーが外れて乾電池を入れるようになっています。単四乾電池2本で動作します。
このワイヤレスキーボード、学習機能もあり、TVのリモコンとしても動作するようなので、英語のマニュアルを読み解きながら設定を行ってみたいと思います。
ただ、私がやってみた時はなかなかうまくいかず、設定できるボタンとそうでないボタンがありました。
まずは、TVボタンを長押しします。押しているうちに速い点滅からゆっくりとした点滅に変わったところでボタンを離します。
その後、学習させたいリモコンの赤外線部分を近づけて元のリモコンのボタンを押します。この場合は電源ボタンを押しました。赤外線の信号を受信できると、LEDが赤く長く点灯します。
もう一度ワイヤレスマウスのTVボタンを押して学習モードを終了させます。これでワイヤレスリモコンの電源ボタンがTVの電源ボタンとして使えるようになりました。
他にもアサインしてみようとしたのですが、ボリュームボタンやチャンネルボタンなどを形状の似たVOL +や、PG +にアサインしようとしても何故か出来ませんでした。何か方法があるのかもしれませんが、元々そこまでの機能を期待していたわけでもないので、後日調べてみることにします。
エアマウスの感度は意外に良好で、慣れればファイルの選択や実行なども出来ます。
簡単なWeb検索の為の文字入力程度であれば、裏返して簡単に入力できました。日本語入力に関してはIMEのバーで切り替える必要があるのが少し面倒ですが。
今までテレビの前に鎮座していないといけなくて、邪魔だったキーボードとマウスがTVのリモコンと一緒に片付けられるのは、非常にスッキリして良いですね。TVの電源と外部入力切替のボタンさえアサインできていれば、このワイヤレスキーボード1つで完結できます。リビングのTVで気軽にPCを利用する時は重宝しそうです。