手軽に遊べるドローン、CX-OFでドローンデビュー。

ドローンは興味があるものの、最近のニュースではあまりいい話も無く、法律で規制されてしまい気軽に楽しめないようになっている印象があったのですが、ちょっと気になるトイドローンがあったので購入してみることにしました。

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購入したのは、「CX-OF」というモデルになります。付属品は英語の取扱説明書と、充電用の専用ケーブル、スペアのプロペラとCX-OF本体とコントローラーのみです。
海外製の製品なので、同じスペックで様々なモデルが発売されているようですね。

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手のひらに乗せてみると非常に小さいです。こんなので飛ぶのか不安になるくらいです。軽くするためか、金属製の部品はありません。全てがプラスティック製です。

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CX-OF正面です。このサイズでカメラが搭載されています。カメラの画素数は30万画素と旧式のスマートフォンよりも画素数は悪いですが、このサイズでカメラ搭載していること自体が評価対象ですね。撮影画像サイズはVGA (640 x 480)です。

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背面には充電用のコネクタと電源スイッチがあります。

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側面には、電波の送受信用のケーブルが回されています。ほぼ左右対称前後も対称の形をしているので、どっちを見ているか区別がつきにくいですね(笑)。

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このトイドローンが他のモデルと違う点は、この底面です。底面にはセンサーが搭載されています。「オプティカルフロー」と呼ばれる機能で、底面センサーから得られる情報で自身の位置を固定する機能です。

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操縦するためのプロポ、送信機です。初期設定の電源投入時はモード2になっているので、左十字キーの上下で上昇・下降、左右で機体の水平方向回転、右十字キーで水平方向の進行になります。
中央付近の上方向ボタンで浮上、下方向ボタンでその場に下降・着陸します。うまく使えば手のひらに着地も簡単に出来ました。
H/Lボタンで移動速度が3段階に変更、3Dボタンを長押しすると方向キーで簡単に宙返りします。

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ドローンによくあるレバータイプではなく、ゲームコントローラのような十字キータイプなので少し違和感があるかもしれません。

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送信機側も充電式になっていて、microUBS端子で充電します。

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まずはドローン本体の電源をONにします。電源スイッチを入れると、LEDが点滅した状態になります。

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次に送信機側の電源もONにします。この状態ではまだ接続が確立できていないので、送信機の左側のレバーを素早く上下に動かすと、音が鳴って接続が確立します。

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最初は「キャリブレーション」という調整を行っておくことで、飛行時の安定度を増すことが出来ます。取扱説明書にもAmazonの商品ページにも記載があったのですが、日本語がおかしくてわかりづらかったので、記載しなおすと、

左レバーを右下へ、右レバーも右下へ(つまり両方同じ方向)の状態を5秒続けて、ドローン本体のLEDの点滅を点灯まで待つとキャリブレーションが完了

になるようです。

ドローンデビューは自宅部屋の中でした(笑)。送信機側の「↑」ボタンで一定の高さまで上がってホバリングしてくれます。オプティカルフローのおかげで思っていたよりもその場にきちんとホバリングして安定してくれるのは驚きました。

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送信機側は、モード1とモード2の両方を選択できますが、国内外で一般的なモード2が初期モードになっています。私は最初からこのモードで練習するつもりだったので、問題ありませんでした。モード1とモード2の操作の違いはこちらを参照された方が良いと思います。
操作のスピードは「H/L」ボタンで3段階の設定が可能でした(ビープ音の回数で現在のモードがわかります)。私は練習が必要だったので、一番遅いモードにしていましたが。

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動きは多少のブレはあるものの、楽しく操作できました。子供の頃にラジコンに触ったことのある人なら充電一回分遊んでいるだけである程度操縦できるようになりますね。「↓」ボタンを押すとその場に着陸しようとするので、うまく行けば「手乗りドローン」もできました。

AndroidスマートフォンやiPhoneでの操作も専用のアプリを使えば可能になっていますが、せっかくなのでカメラ機能を使った操作を試して見ることにしました。

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固定用のバーは少し幅広のスマートフォンは難しそうでです。Xperia Z5でギリギリ、iPhone 5でもケース付だと少しきつめでした。

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専用のアプリをインストールして、FPVモードで送信機を使って操作するには少しコツが要りますね。まずは通常と同じようにドローン本体と送信機の通信を確立させます。次に、スマートフォン側(今回はiPhone 5)のWi-Fi機能で、CX-OFのアクセスポイントを検索して接続を確立させます。パスワードなどはかかっていないので注意して下さい。その後アプリを起動します。

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「CONNECTED」と右下に表示されていれば接続は確立されているので、スマートフォン側でも操作できる状態になっています。「FREE FLIGHT」をタップすると、カメラ映像がバックグラウンドに表示されて操作可能な状態になります。スマートフォンでの操作の方が色々と遊べる機能が使えるようです。

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ただ、この状態だとスマートフォン側の操作が優先されてしまい、送信機側では何も受け付けなくなってしまうので、スマートフォン側の操作パネルをオフにします。歯車アイコンをタップして一番下の目のアイコンをタップしてパネルを非表示にします。

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やはりカメラ映像がリアルタイムで確認しながら操縦するのは楽しいですね。映像の保存は受信しているスマートフォン側で行います。送信機側の「3D」ボタンを長押しするとフリップモードになって右レバーを入れた方向に小さく一回転します。

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大の大人が夢中になって遊んでいると、5分くらい遊んだところでバッテリーが切れ始めたようでホバリングしなくなりました。少し短いですがこのサイズだと仕方ないのかも。

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初体験だったので、仕方ないのかもしれませんが壁に何度か激突させていたところプロペラの端が欠けてしまったりしたので、予備のプロペラを購入して交換したりもしました。交換は付属の専用工具を使えば簡単にプロペラを抜くことが出来ました。交換する時はモーターの軸を曲げないように注意する必要がありますね。

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あまりにも一人で遊んでいて楽しかったのと、本格的なドローンは買えない価格ですが安定して飛ばせて遊び心のあるトイドローンの中でも良い感じだったので、職場の忘年会の景品に選ばせていただきました(笑)。
カメラ映像はさすがに家族写真や撮影に使えるレベルではありませんが、十分にドローンの楽しさを伝えてくれる機種だと思います。

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