少しだけ撮り比べ。300という数字で生まれる差とは。Nikon D5000とD5300。
メインのデジタル一眼レフをNikon D5300にリプレイスしてから早半年が過ぎようとしていますが、ようやく思った瞬間に設定を変更できるようにボタン配置や操作に慣れてきました。半年もかかったのは写真を撮るという時間がなかなか取れないせいなのですが…。
今回は三脚を使って同じ場所から撮影してみて、今までのNikon D5000と、Nikon D5300がどれくらい違いがあるのかを試してみました。
ただし、素人目線からの比較なので、あまり参考にならないかもしれませんのでご了承下さい(笑)。まずはD5000とD5300をこんな感じで設置してみました。
カメラの間にはエツミ製のアクセサリシューに取り付けるアダプタを使用しました。
まずは、手持ちでSONY DSC-RX100で撮影してみました。アングル的には同じですが、画角をなるべく同じにしたかったのでRX100にはワイドコンバージョンレンズを装着しています。
まずは、Nikon D5000で撮影してみました。レンズは両方ともSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM / DC MACRO HSMです。比較したかったので、こまめにD5300でも同じレンズを使っています。
また、撮影はリモートでタイマー撮影です。画像形式はRAW画像撮影で、Adobe Lightroom 5.4を使って補正無しのJPEG出力をリサイズ無しで行っています。
全体的に青というか紺に引っ張られている感じがします。同じ設定でNikon D5300で撮影してみました。
こちらの方がより見た感じに近い色合いが出ている気がします。2枚ともホワイトバランスはオートなのですが、ここまで解釈が変わってくるのですね。
画角内の中央下部に写っている軽トラック周辺を画像拡大してみました。
まずはNikon D5000です。
次にNikon D5300です。
D5000の方は画像の解像度がD5300に比べると小さいのでどうしてもディティール部分が負けてしまいますね。
(D5000…4288×2848、D5300…6000×4000)
上の画像は日が沈んだ時間帯だったので、どうしても暗くてお互いをマニュアル撮影していました。結果、ISO感度が違っています。D5000ではISO感度の幅がどうしても狭いせいで、ISO200までしか下げる事が出来ませんでした。
次は紫陽花の蕾を晴れた昼間に撮影してみました。設定は2台ともオートです。
まずはNikon D5000です。
次にNikon D5300です。
同じ画角で収めたつもりだったんですが、ちょっと位置がずれてしまいました(笑)。D5300の方がISO感度を低めに、シャッタースピードも1/1250とD5000の2倍以上遅い設定で撮影されています。
蕾の部分を拡大してみました。D5000。
D5000では全体的にぼんやりというか、輪郭がハッキリしていない感じですね。次にD5300です。
D5300の解像度はさすがという感じでしょうか。センサー自体が大きく見直されているからだと思います。センサーのサイズ自体は23.6×15.8 mmのCMOSセンサーとD5000とD5300はほぼ同じですが(D5300は15.6mmと0.2mm違い)、有効画素数が1230万画素から2416万画素に大幅にアップしています。
また、D5300では光学ローパスフィルターレス仕様が採用されていることも大きいですね。
下の写真は手持ち撮影で、実は撮影したのは昨年の12月で17:30頃、かなり暗かったので、ダイヤルを「SCENE」に回して、夜景ポートレートモードで撮影したものです。
しかもこの時、娘が横に一緒に歩いていて、立ち止まったのもほんの数秒のみ。寒かったので手持ちが震えていました(笑)。
この単純に全体的に機能がブラッシュアップされたことから生まれる画質の向上は私のような「にわかカメラマン」には嬉しい限りです(笑)。
こうやって拡大して見てみるまでは気付かなかったのですが、ここまで細部の再現度が違うと、D5000がお蔵入りになるのも近いのかも…。まだ自分の中での使いやすさはD5000が圧勝しているのですが(笑)。やっぱり撮る頻度が圧倒的に少ないということでしょうか。
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