BenQ W1070+のランプ交換と、修理までの記録。

自宅のリビングで長く楽しんでいた、BenQ W1070+というプロジェクターがついに映らなくなりました。LAMPのLEDが赤く点滅しているので、どうやらランプ切れのようです。結果的にそれだけではなかったのですが。

W1070+はLED光源なので、一昔前のプロジェクターよりもはるかにランプの寿命は長いのですが、さすがに子供たちと映画を楽しんだり、ゲームを大画面で楽しんだり、日々の生活の中でテレビのように他の家電同様に扱っていると、ランプは2.5年程で切れてしまいました。
ECOモードにしていなかったというのも大きいかもしれませんが。

W1070+の純正交換ランプはすでにどこにも売っていなかったので、互換性のあるサードパーティ製のものを選びました。こういう時にAmazonは楽で良いですね。楽天ではものすごく価格差が激しくて断念しました(笑)。

海外製の互換パーツのためか、梱包はすごく貧相でしたが、製品自体に支障はなさそうです。

純正の既存ランプと比べてみましたが、配線部分の保護に若干の不安は残るものの、形状はまったく同じです。後部の配線部分が白くむき出しになっている方が互換品です。かなり熱を出すはずなのですが、大丈夫なのか少しだけ心配です。

今回は天吊りのままで交換してみることにします。まずは大掃除も兼ねて周囲の埃を取りました
側面にあるネジを外して、フタを取り外します。久しぶりにマイナスネジですので、外す際には工具に注意して下さい。

ランプユニット部分は透明シートで保護してあるので丁寧に剥がしてから中にユニット本体があります。ランプユニットの固定ネジを緩めてからゆっくりと外します。取っ手を持ってゆっくりと引き出します。

ランプを交換して通常稼働するようになったので楽しんでいたのですが、数日後に電源を入れてみるとTEMPランプが赤く点灯しており、一旦電源ケーブルを抜いてから電源投入後10分～30分くらいで自動的に電源がオフになってしまう症状になりました。
取扱説明書を見ると、冷却用のファンに異常の可能性があるとのことでメーカー修理のようです。

12月だったということもあって、年末年始はプロジェクターで楽しむ時間も増えそうですし、急いでBenQにメールで問い合わせを行って指示通りにメーカーへ送ってみたところ、営業日ギリギリに修理完了で戻ってきました。メーカー様の神対応に感謝です。12月29日に配送されたのですが、不在で持ち帰りになってしまったので、集配所に取りに行ってきました(笑)。

結果は、やはりファンの異常だったようですが、報告書を読む限りではファンとマザーボードも交換していただいたようです。
あと、「内部特殊クリーニング」と書かれていたのですが、やはり少し内部が汚れていたのでしょうか。もしかしたら目詰まりしてしまっていたのかも。

一般家庭のリビングで運用しているということもあって、生活の埃や油などはビジネス用途よりも多いと思いますが、何かカバーのようなものを考えた方がよいかもしれませんね。
ということで、年明け早々に100円ショップに行って取り急ぎカバーになりそうなものを探してみました。配線がむき出しになってしまっていますが、これはテスト接続をしていた為です。

探す基準として、平たくて天吊り用の支柱が邪魔にならないカバーで、使う際に取り外ししやすいことなどを考えていました。プリンターカバーなども考えてみたのですが、形状的に少し加工しなければならないので、断念しました。最悪、生地を買ってきて自作かなとも考えたのですが、何かで代用できそうなイメージがあったのでそれは最終案にしておきました。
見つけたのは、100円ショップで売っていた、枕カバーです。

色はアイボリーでちょっと麻っぽい感じの質感の枕カバーを使ってみました。枕カバーは裏面に枕本体を入れるためのスリットが大きく開いていますし、プロジェクターの下から逆向きに被せるようにすると、支柱部分がちょうど枕用の穴の位置になるのでピッタリでした。サイズ的にはもう少し考慮する必要があると思いますが。
普段使用していない時間帯の埃や生活の湿気などはこれである程度防いでくれると思います。使う際の手間が少し増えますが、故障よりは良いのではと思っています。