前にも後ろにも充電ポートを追加できるLOBKIN 車用充電器 4ポート。
車載用のスマートフォンなどの充電にはシガーソケットからコンセントを1口だけ増設しているので、そこから純正の充電器を接続して使っていたりしたのですが、車内での端末利用台数が増えて足りなくなってきたので、ちょっと変わった充電ポートを取り付けてみました。
シガーライターのソケットからUSB端子で充電できる製品はかなりたくさん発売されていますが、この製品はちょっと変わっていて、後部座席用のポートも備えています。後部座席用にもUSBポートは2つあり、片方はQuickCharge3.0規格に対応していて、もう片方は2.4Aの出力に対応しています。現行のデバイスの充電には必要十分ですね。
通電中は中央に青いLEDが点灯します。車内は暗くなることが多いので、助かります。
シガーソケット側にもUSBポートは2つ備えていて、この機器だけで合計4ポートの充電が可能です。こちらは両方とも2.4Aの出力に対応しています。
後部座席用の充電ポートは裏面にクリップが付いているので、車内の色々なところに挟み込んで固定することが出来ます。
これでも必要十分な機能なのですが、このクリップ部分はスライドして取り外すことが出来ます。
付属品として、ちょっと変わった形状のプラスチック製の部品がついていて、これを組み合わせます。
組み合わせた部品を、ヘッドレスト部分の支柱に通して固定します。挟み込む方式ではないので、ヘッドレストを一度外さないといけないのが少し面倒ですが、運転中に外れたりしないので安心感はありますね。
こうやって固定することで安定すると同時にボールジョイントである程度の向きの変更が出来るようになります。
シガーソケット部分から後部座席用ポートのコードの長さは約1.8mほどです。シートの下や色々と配線を隠したい人には少し短いのかもしれません。実際、デリカD:5の運転席横のシガーソケットからカーペットの下を通して、運転席のヘッドレストまでを隠しながら配線しようとすると、ギリギリか少し足りないくらいでした。ケーブルの露出を覚悟するか、それとも出力を合わせたシガーライターの延長などを考えた方が良いかもしれません。
先日からマグネットホルダーで使い始めたGALAXY Tab 7.7 Plus SC-01Eも専用コネクタでの充電ですが、問題無く充電しながら使うことが出来ました。
シガーソケットからの充電や分岐などは、かなり昔からありますが、色々なものを組み合わせて車内が配線だらけになるよりもこういったオールインワン的な製品でシンプルにしておけば車内もスッキリして良いですね。