思ったりよりも保持力抜群のマグネットホルダーを車に取り付けました。
愛車のデリカD:5にはカロッツェリアのサイバーナビを搭載していて、このサイバーナビでも音楽を再生できますが、曲の転送に専用のソフトウェアとSDカードで転送しないといけないので少し手間なのでこんなものを購入してみました。
こんな物を購入した理由としては、最近音楽を再生したい時は持ち込んだ端末とBluetooth接続して再生させていて端末が車内で固定できない為、車内で所定の位置を決めたくて買ってみました。Baseus製のマグネット式車載スマホホルダー 360度回転 粘着式 (シルバー)です。Android端末でデータコピーして車に持ち込んだ方が自宅で簡単にデータコピーして持ち込めるので手軽です。
金属削り出しのフォルムが綺麗ですね。磁石ホルダー部分は500円玉大の大きさです。この中に4つの強力な磁石が入っています。
保持するのは、この金属製のボールジョイント部分のみです。個人的には端末固定部分よりもホルダーの台座部分の接地面の方が小さくなっているのでちょっと不安ですが(笑)。付属している両面テープは3M製でした。
付属品はホルダー本体とシール類、1枚のメモ的な説明書のみです。付属しているシール類は、ダッシュボードなどの凹凸のある接地面用の透明シート2枚、交換用両面テープ、端末側に貼付するためのメタルシートとレザー風のシートです。
説明書に日本語の記載はないので、ちょっと読解に面倒ですが、使い方で迷うことは無いと思います。
この付属しているシート2種類のどちらかを端末に貼り付けておくことでホルダーに固定できるようになります。どちらも保持力は同じくらい強いです。
今回音楽専用として車に取り付けたかったのは、少し古いAndroidタブレットで、サムスンのGALAXY Tab 7.7 Plus SC-01Eです。
発売当時に使っていたもので、もう5年以上前の機種になります。通信用の端子が当時のGALAXYシリーズ共通の専用端子だったり、搭載OSがAndroid 4.0、使用可能microSDカードが32GBまでと現行のタブレットと比べるとかなり見劣りするスペックではありますが、MP3やAACのデータを再生させるだけなので、これでも必要十分なスペックです。当然キャリアとの契約は切れているのでSIMカードでの通信は出来ません。
この背面に質感がほぼ同じのメタルプレートを貼り付けました。若干色味が違いますが、ホルダー取付時はこのメタルプレートは見えなくなるので問題無しです。
最初、スマートフォンくらいの大きさであれば大丈夫だと思っていて、タブレットは重量よりもその大きさから重心の取り方が難しいですし、保持力はそんなに高くないだろうと思っていたので、車に取り付ける前に手で持ってみたのですが、多少揺れてもビクともしない保持力には驚きました。ボールジョイント部分側でも内部の磁石と引き合っているようです。
では、ホルダー本体を車に取り付けてみます。保持力も高かったので最初は下のような場所に取り付けようかと思ったのですが、あまり見栄えも良くなかったので、一旦仮止めを外して変更しました。
この辺りはホルダーの接地面に対して360度水平方向に回転はしますが、垂直方向には45度くらいしか角度を変更できないので、取り付け位置は慎重に決めた方が良さそうですね。
AT車なので、あまりシフトレバーは操作することがありませんが、その横に取り付けてみました。デリカD:5は全体的にラウンドした形状になっているので取り付けに適した場所が少ないですね。
ちなみにホルダーを両面テープで取り付けてから最低でも24時間はそのまま放置しておくことをお勧めします。待ちきれない人も多いと思いますが、両面テープ等の多くは粘着力を時間が経つにつれて強くしていくタイプのものが多いので、車に取り付けてすぐにホルダーとして使ってしまうと、両面テープの保持力が弱くて剥がれてしまうことがあります。
取り付けた場所は、45度ほどの傾斜が付いた箇所で、ほんの少しだけラウンドしていましたが問題無く保持してくれています。マグネットが4ヶ所に入っていて、かなり強力にくっつくので車が動いて振動しても位置ずれや回転してしまうこともありませんでした。ただ、マグネットなので磁力が弱くなったり、金属側の疲労もあると思いますので、長期に渡って経過を見てみないとわからない部分もあると思いますが、おおむね満足です。
もう一枚、レザータイプのシートが残っているので、余っているスマートフォンに貼っておこうかなと思います。使い始めて「タブレット、場所取るな」と思った時に変更できるように(笑)。
あと、ちょっと良かったのが、盗難防止です。スマートフォンやタブレットなどが取り付けたままの車は車上荒らしに遭いやすいと聞いたことがありますが、マグネットホルダーだと、気軽に外してダッシュボードの中に入れておくことも簡単です。