いよいよ京都の夏も始まります。完成した長刀鉾を見てきました。
毎年、京都の夏は祇園祭を境に始まります。既に猛暑が続いている京都ですが、季節的には梅雨の終盤に差し掛かっていて祇園祭はその梅雨に悩まされるお祭りでもあります。今年も例外なく雨が何度も降りました。
12日も雨でしたが夕方には雨が上がっていたので帰り際にほぼ完成した長刀鉾を見てきました。
既にほとんどの装飾品は付け終わっていて、雨対策のビニールシートが被されていました。屋根に取付けられた装飾が綺麗です。
木の色だけだった鉾が白と赤、金に彩られてくると、夕焼けにも映えて綺麗です。
13日は日中ほとんどが雨だったので見には行けませんでしたが、本日14日からは本格的に祇園祭が始まります。人混みを避けたかったので朝の出勤前に見に行ってきました。鉾をゆっくり見たい方は、車も人も少ないですし早朝がお勧めです。
鉾の下では「ちまき」やグッズの販売準備を急いで準備されていました。中の人は既に汗だくで、大変そうです。
出来上がった鉾が朝日に照らされて非常に綺麗です。昼の陽射しになると色が変わるので、この透き通るような光の感じは朝だけですね。
あれだけ綺麗に編み上げられていた縄絡みは装飾が終わると、もうこの「海老」しか見えません。ここが「粋」とも言えますね。
あまりにも京都は暑いので、四条高倉のバス停ではミストの噴霧がされています。カメラを持っている人は要注意かもしれません。
暑さに弱い方は、こちらで鉾を見るのも良いかも(笑)。大丸京都店のエントランス付近では、鉾のミニチュアが3基展示されています。かなり精巧に作られているので、普段見えない部分も見る事が出来ます。
明日からはさらに観光客も増えると思います。ゆっくり撮影できるのも今日までかな。
時間が合えば、子供達を連れてきてお祭りを楽しみたいところではあるのですが、今年は珍しく週末にお祭りのピークの「宵山」が重なっているにも関わらず出勤予定となっているのでちょっとまだ不確定要素が多すぎて子供達には伝えていません(笑)。
早く終わればこの京都ならではのお祭りを楽しませてあげたいです。