自分の鍵をかけたことの記憶をサポートするChecKEY(チェッキー)を使ってみました。
多分、誰にでも経験はあると私個人は思っているのですが、家を出て数分後に「あれ?家の鍵をかけた?」という曖昧な記憶に惑わされて自宅玄関に戻ったことがあると思います。
この経験、大人になればなるほど、多くなってきているようにも感じています。
この記憶の曖昧さを少しでもサポートしてくれるツールを見つけたので、使ってみました。
鍵のメーカーである「美和(ミワ)ロック株式会社」が発売している「ChecKEY(チェッキー)」です。
取り付けられる鍵のタイプが限定されてしまいますが、取り付け可能な鍵の頭に取り付けるタイプです。
同梱物はこんな感じです。ランナーに付いたまま出荷されているのが少し気になりますが(笑)。
本体は少し大きめで、リモコン付の車の鍵くらいの大きさですね。表面にはスリットがあって、色で鍵の状態を判別できるようになっています。
裏面には操作に関する注意書きが貼られています。急いでいる時はあまり役に立たないということですね(笑)。
鍵のタイプがBと一致したので、実際に取り付けてみます。まずは本体の裏面下部のネジを外してカバーを取ります。ネジは予備が無いので無くさないように注意と、精密ドライバーが必要です。
ちなみに上部の2本のネジは+ではないです。
自分の鍵に合ったアダプタを被せて、本体に取り付けていきます。
鍵を入れてネジを締めれば完成です。ネジは絞める相手がプラスチックなので締めすぎに注意が必要です。
背面には、自分の目安となるシールを貼っておくと、鍵の状態が一目でわかるようになります。
実際に使ってみました。最初のスリット部分はオレンジの状態です。私はこの状態が「鍵が開いている状態」としました。
鍵を挿し込んで回します。
鍵をかけて抜くと、スリット部分の色は白に変わっていました。これが自分の曖昧な記憶を裏付けてくれることになるということですね。音でも同時に鳴ればさらにわかりやすいと思ったのですが。
原理的には、この本体の先に出ているスライドスイッチ的な部分が鍵を鍵穴に挿し込んだ際に押されて、この時に色が変わります。
このまま回すと、この色が固定されるという仕組みのようです。
基本的に一人暮らしの人向きだろうと思ったのは、「鍵をかける人間が複数いる場合は色を固定しての判別は出来ない」ということだからです。人によっては、家に入ってすぐに鍵をかける人もいるし、家を出ていく時に中に人が残っていた場合、鍵をかけずに出ていく人もいるからです。その場合は裏面のシールの基準は役に立ちません。
そうでなかった場合は、このChecKEYに100%頼りすぎるのもダメだとは思いますが、確実に安心をサポートしてくれると思います。ChecKEYの為にゆっくり鍵を回すこと自体も「よし、鍵をかけた」と自分の記憶に書き込む余裕を与えてくれそうですし(笑)。