10Wの出力で使いやすいコンパクトなBluetoothスピーカー ロジクール X300。
職場で長年頑張ってくれてきたロジクールのスピーカー・Z305が少し調子が悪くなってきたので、リプレイスすることにしました。
スピーカーが調子悪くなるというのはあまり聞いたことが無いのですが、確かに端子部分やケーブルに接触不良が発生していました。5年以上、それも休まず毎日使っていたので仕方が無いのかもしれませんが。
リプレイス後のスピーカーは同じロジクールのX300を選択しました。同系統のスピーカーが無かったこと、価格帯で市場価格が定価の約半額になっていたこと、
スピーカー筐体はかなり小さくてポーチが付属していれば持ち歩きにも困らないサイズです。本体の重さは355gです。重心が下部分に集中している感じで、置いた時にドッシリと安定感があります。
バッテリーも搭載していて、充電は背面のmicroUSB端子で行います。充電後の稼働時間は5時間なのでバッテリーで簡単な音声通話での会議にも十分耐えられます。
背面のmicroUSB端子横は3.5mmの音声入力用ジャックです。別売りケーブルで音声の入力が可能です。Bluetooth接続とはケーブルを抜き差しすることで自動的に切り替わります。
microUSBケーブルが付属しています。給電しながらの利用もできますが、ケーブルは充電を目的としているので短めです。
メインとなるボリュームボタン2つとペアリングボタンも本体サイズに比べてかなり大きくデザインされていて押しやすいです。
Bluetoothペアリングボタン上部の穴はハンズフリー通話用のマイクになっています。
全体を覆っている黒い部分は上質な手触りでレザー調になっていますが、シリコン製だと思います。設置面の滑り止めの効果もあるようです。この質感はもしかすると賛否両論ありそうです。個人的には好きなのですが、加水分解の可能性もありますね。
前面と側面のスピーカーパネルはデザインが凝っていて、三角形で構成されています。銅のような色合いと合わさって高級感がありますね。
使ってみた感想としてはスピーカーの出力は10Wですが、重低音もバランス良く出ている感じなのでボリューム最大だとかなりの広さの部屋でも使えるレベルです。またスピーカー筐体がビビるような音割れも少ないです。周波数特性は103Hz~20kHzとなっていました。
側面方向への音の出力もありますし音の拡がりは感じますが、やや前方方向が強く音が出て遠くまで音が届く印象でした。サイズに似合わない音量と音質という感じです。ただ、デザイン部分での賛否両論がありそうなのでこの価格帯に落ち着いているのではと個人的に思いますね。