風の渦が一気に空気を循環させてくれるVornado(ボルネード)というサーキュレーターを使ってみました。
職場で若干空気が循環していない場所があり、空気がよどんでいる感じがしていたので、サーキュレーターを購入してもらいました。
VORNADO – ボルネード 660-JP ホワイト エア・サーキュレーター・モダン
http://vornado.jp/products_item/660-JP_w
一般家庭向きであれば、デザイン性の高いバルミューダ製を提案しようと思っていたのですが、職場が若干広いことを考えて35畳対応の大き目のものを購入しました。
しかし、その大きさとは裏腹にかなり軽いです。
基部とファン本体部分は金属製のプレートで繋がっているだけです。見る角度によっては浮いているようにも見えたりするのでそこまでデザインは悪くはないです。
この金属プレート部分がスライドすることでファンの上下角度を変更できます。スライドは手動です。
こんな感じでスライドします。
ファン上部にボタンが5つあり、ここで操作します。電源ボタンと風量選択のボタンのみです。首振り機能等は無いので非常にシンプルです。
電源をONにすると、まず風量は真ん中の3で開始されますので、最初は音に驚きます(笑)。
実際に使ってみると、この風が本当に筒型になって一直線に噴出していることがわかるので驚きました。
「Vornado」という名前は、「ボルテックス(渦)」と「トルネード(竜巻)」との組み合わせから生まれているそうですが、使ってみて的を得たネーミングだなと感じました。
もしかすると「ボルケーノ(火山)」と「トルネード(竜巻)」の意味合いもあるのかもと思ってしまうくらい、火山のようにまっすぐ竜巻のような風を吹き出しています。
手を当ててみると本当にこの羽根の直径そのまま直線的に風が出ていて、無駄に放射線状に広がったり
羽根は3枚構造です。なので、少し風の音は大き目です。羽根の数が多いと同じ風量でも一度に羽根が押し出す空気の量が少ないのでその分音は小さくなる訳です。
音は風量に合わせて大きくなりますが、風量3・4だと空気清浄器の最大運転時よりもさらに大きい音がします。通常使うのは風量2がデフォルトになりそうです。
ちょっと残念だったのは、この基部の造りが非常に軽く、そして少しチープに作られていることです。デザインとしては問題ないのですが、ただのプラスティック製で基部に配線を格納したり、何かプラスα的なギミックが隠されているわけでもなく、この基部のおかげで全体的な高級感を下げてしまっているように感じました。
ただ、サーキュレーターとしての効果は絶大です。空気の循環にはこの一直線に出る空気の流れが非常に有効であることを実感できました。
循環だけではなく、部屋の空気の入替時に窓際にVornadoを置いて、外からの空気を一気に中へ送り込むと、いつもなかなか入れ替わってくれない空気が数分でキレイに入れ替わりました。