建設系のものでもかなり日常的に使えるレーザー距離計「PLR15」を購入しました。
最近、必要に迫られてDIY系のものをよく買うようになりました。元々、宅内配線やちょっとした大工的な作業は全て自分でこなしてしまうので、欲しかったのですが(今まではあり合わせの工具で何とかしのいできた)ここに来て、仕事でも使うようになったので買っています。
今回はレーザーで測定する「レーザー距離計」です。
購入したのは、一番簡易版とも言えるBOSCH(ボッシュ)の「PLR15」というモデルです。レーザーの照射で簡単に1つの距離を測るだけのシンプルなものですね。一番安価なものなので、パッケージもブリスターパックじみたものです。
PLR 15 | レーザー距離計 | メジャーリングツール | ホーム&ガーデン | 電動工具 | ボッシュ・イン・ジャパン
http://www.bosch.co.jp/pt/products/?id=PLR15
PLR15は乾電池で動作します。単四乾電池2本が別途必要です。レーザーを電源ONの間に照射するだけなので、消費電力は少な目です。
全体の周囲にはゴムが巻かれているので、どこに置いても滑らないようになっています。
側面にもゴムがあるので、どの向きに置いても、坂の場所に置いてもきちんと固定されるのは、使いやすいですね。
使い方は非常に簡単です。PLR15はスライドスイッチになっているので、まずはスライドさせます。
スライドさせると、上部液晶部分に数字が表示されるようになり、同時にレーザーの照射が開始されます。このレーザーの反射を利用して実際の距離を計測しています。
実際には、もっとはっきりとしたレーザーが照射されます。計測できる照射範囲は約15mまでとなっていますが、誤差が生じるので、実際の許容範囲としては10mぐらいが目安かもしれません。
このPLR15には、ストップウォッチのように計測を1つだけホールドした状態で次の計測を行う事が出来ます。計測中にスライドスイッチの下にあった三角マークのボタンを押すとホールドされます。
この状態でもう一度三角のボタンを押すと、次の計測を行う事が出来ます。残念ながら先の計測結果との差分を計算させたり、その他三角関数等で計算させることは出来ません。
付属のアタッチメントを底面部分に両面テープで貼り付けると、三脚等に固定して利用できるようになります。私はそこまで使用することは無いので、貼り付けていません。
ちなみに、計測される数値は、「レーザーの照射位置」からの測定結果では無く、あくまで「本体PLR15の最後部からの数値」になります。本体全長がちょうど10cmなので、測定結果にはこの10cmが盛り込まれているということになります。
使ってみるとわかるのですが、今までメジャーで測っていた手間は確実に軽減されますね。ただ、手持ちで測定すると、微妙に数値が上下するので、正確に測る場合は必ず置いて測った方が良いです。メジャーだと両手で届く範囲でも手を伸ばしたり、更に広い場合は足を使ったり、測る位置を考えたりする必要がありますが、これだと簡単に測れます。
測りにくかった家具の内側のサイズ等も買い物に行く前に簡単に測っていく事ができますし、買う直前にも気になるサイズを事前に簡単に測れます。店内でメジャーを使うとかなり目立ちますが、これだと大丈夫でした(笑)。
ただし、レーザーを人の目に向けて照射する事はかなり危険なので、使い方は気を付けないといけません。