奇抜さ優先で購入したBluetooth イヤフォン OKCSC S08。使い勝手は…。
Appleの新しいイヤフォン、AirPodsの登場でフルケーブルレスのイヤフォンがかなり気になっていたのですが、Amazonのタイムセールで安かったのでポイントで購入してみました。
購入してみたのは、OKCSCという海外メーカーのS08というモデルです。安価なものだと探してみると3000円程度からあるみたいですね。ただ、ケーブル直結での充電がちょっと個人的には嫌だったのでS08にしました。
購入してから届くまで2週間ほどかかってしまっていたので、届いた時にはすでに忘れかけていました(笑)。Amazonプライムに慣れすぎていますね。
明らかに海外の長旅をしてきたことが伺える外箱の中に入っていたのは、最近の外装にこだわったものからは程遠いシンプルなプリントのみの紙箱です。
中もスポンジで最低限の梱包だけがされていました。
内容物は、イヤフォン本体、充電用ケース、交換用イヤーピース、取扱説明書、microUSBケーブルです。
まずは充電用ケースです。本体の保護も兼ねているので、結構しっかりした作りです。とは言ってもプラスティック製ですが(笑)。
上部透明カバーは出荷時には透明保護フィルムが貼られています。海外メーカーの製品にしては、意外です。マグネットで固定されるので、逆さにしても不用意に開いてしまったりはしなくなっています。
内部はイヤフォン本体形状に沿って作られていて、充電用の接触端子が2極ずつあります。無理やり置いてしまうとこの端子部分が曲がってしまいそうなので注意が必要ですね。
イヤフォン本体の充電とケースのバッテリー充電は、背面のmicroUSB端子で行います。USB端子が2つありますが、USB-Aはスマートフォンなどの充電にも使えます。ただし急速充電はできませんでした。
さて、イヤフォン本体です。完全にケーブルレスなので左右が独立しています。ポケットに入れて片方だけ落とすとかなりショックを受けます。なのでケースと一緒に持ち歩くことをお勧めしますね。本体部分は光沢のあるプラスティック製です。
イヤーピース部分はフック部分との一体成型になっていて、市販品との交換は出来ません。
大きなボタンの周りには充電確認用の小さいLEDと動作時の確認用LED、側面には充電用の端子接触部分が2か所あります。ケース内で充電中は、イヤフォン本体のLEDが赤く点灯します。
使用可能な手順が通常のBluetoothイヤフォンと比べてややこしいです。まずは、左側のイヤフォンをスマートフォンとペアリングさせます。イヤフォン本体のボタンを長押しすると、ペアリングモードになるのでスマートフォン側で検索してペアリングします
。ここの手順は通常のものとほぼ変わらない手順ですね。
次に、右側のイヤフォンの電源をONにして、しばらくした後に、左右両方のイヤフォンのボタンをダブルクリックします。これが少し面倒だと感じました。強制的に右から左へ接続してくれれば良いのにと思いました。
元から装着されていたイヤーピースは大きかったので、付属していたものと交換して使用してみました(モデル:筆者)。汚い画像で大変申し訳ありません(笑)。
使い始めた時の音の印象は、少し軽め。低音が強く前に出たような音では無い感じです。エージングすれば少しは変わるのかもしれませんが、劇的に音質が変わるということは少ないので印象は変わらないと思います。ただ、「シャカシャカした」という感じでも無いのですが、良い音を求めている人はかなり物足りない印象を受けるかもしれません。音にこだわりを持っている人は買わない方が良いと思います。私は通勤電車でしか使わないのとあまり大きな音で聴かないので、あまり気になりませんでしたが。
後は、Bluetoothを使ったフルケーブルレスは装着してみると、最初は不安に感じましたが、慣れると楽になってきます。どこかのレビューにある通りの「音の途切れ」ですが、スマートフォン本体側の個体差もあるようで、私の場合、手持ちのAndroidスマートフォンでは現象は何度か発生しましたが、Androidタブレットでは発生しませんでした。利用環境や周囲の電波状況にBluetoothの電波が左右されるのもおかしい話ではありますが、その辺りは海外製クオリティとして割り切っていれば十分面白いイヤフォンだと思いました。