レンズを気軽に交換できるようになるCommlite CM-LF レンズホルダーというものを購入しました。
デジタル一眼レフを使う最大のメリットは「用途に合わせたレンズ交換」にあると思いますが、このレンズ交換は外出先で気軽に出来ないのがデメリットです。
このレンズ交換を気軽に出来ないかと思い、レンズホルダーというものを購入してみました。
Commlite PHOTO & VIDEO Accessories
http://www.commlite.com/en/product_show.php?id=207&img_sl_lm1=upimg/2015112012350794.jpg&title_lm=Lens%20Flipper&title=CM-LF-C/N/E
購入したのは、Commlite CM-LF レンズホルダーという製品です。同系統の製品は他にもあって、このコンセプトを最初に作ったメーカーの製品は非常に高価で買えなかったので約半額のこちらを購入しました。
製品名にも「レンズホルダー」となっていますが、「レンズチェンジャー」の方が用途に合った名前ではないかと思います。
箱に封印がされている海外製品を久しぶりに見た気がします(笑)。Amazonのレビューでは封印が届いた時点で破れていたというのもありましたが、私の場合は大丈夫でした。
中には、レンズホルダー本体とストラップ、取扱説明書が入っていました。機能的に1つしか無いので取扱説明書を読むまでも無いですね。
私はNikonユーザーなので、マウント部分もNikonモデルを購入しました。他にもCanonのEFマウントや、SONYのEマウント用がラインナップされていました。
このレンズホルダー本体の両側がレンズマウントになっていて、この内側の赤いポイントにレンズ側のマウントポイントを合わせてセットします。
レンズホルダー側面にはストラップ用の留め具が用意されていて、付属のストラップを取り付けて肩から下げるようになっています。
ストラップを実際に取り付けてみました。
レンズをホルダーに取り付けてみました。
ホルダーから取り外す際は、側面にあるL型のレバーを引くことでロックが解除されてレンズを取り外すことが出来ます。
先日の石川県・宇出津のあばれ祭には、このレンズホルダーでNikon D5300のレンズを用途に合わせて付け替えて撮影していました。下ではSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMが付けられていますが、SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMなどと付け替えながら使っていました。
基本的にセットできるレンズはマウントさえ合っていればどのレンズでも使えます。Nikon純正のレンズは当然OKでしたし、手持ちのSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMや、SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM、はてはSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMも使えました。さすがにSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMはぶら下げると重くて長いので怖いと感じて一時的なレンズ交換にしか使えませんでしたが。
セットした感触としては、少し固めですが、しっかりと保持してくれることを考えればこのくらいの方が良いのかもと思いました。固すぎて回らないということはありませんでした。
使ってみるとやはり便利ですね。今までレンズ交換というと、少し落ち着いた場所を探して、レンズを取り出してカメラからレンズを外してそっと置いて、レンズを取り付けて、外したレンズを片付けて…という非常に億劫な手順を極端に減らすことが出来ます。
カメラもストラップで首・肩から下げていれば、完全に立ったままの状態でレンズ交換が出来ました。
気になるのは、本体の精度ではなく付属ストラップです。カラビナ部分の金具が飛び出している箇所があり、当たるとちょっと痛いです。コンセプトは良いのですがストラップとしてちょっと作りが雑なのが残念でした。金属製のようですが、塗装が剥げ落ちそうなのと、写真の金色の部分が飛び出てしまっています。
ストラップはレンズホルダー本体に当たると傷が付きそうなので、余っているストラップで代用しようと思います。
カメラ一台でレンズ2本という組み合わせで外出する場合はこのCommlite CM-LF レンズホルダーを使うことで撮影時の荷物を減らせそうです。