テレビドアホン VL-SWD210Kを実際に交換して使ってみました。
前回紹介したPanasonic VL-SWD210Kですが、実際に交換してみました。ただし、今回の交換については電気配線工事を含んでいますので、素人の方は絶対にしない方が良いです。第2種電気工事士の資格が必要なので、専門の業者に依頼することをお勧めします。
テレビドアホン VL-SWD210K 商品概要 | ファクス/電話機 | Panasonic
http://ctlg.panasonic.com/jp/fax-phone/door/color-door/VL-SWD210K.html
まずは、室内モニター本体を取り外します。ほとんどの場合、壁面金具に引掛けるように取り付けられている事が多いので上方向に引き上げると金具を残して取り外せます。
元々取り付けられていた室内モニター本体の型番はPanasonic HA-M602-Sという機種でした。写真上部の太い白と黒の配線が電源供給です。下の細い配線が室外のインターホンまで壁の中を通っています。
電気供給配線は念の為ブレーカーを落とした状態でネジ留めを外して黒枠の四角いボタンをドライバーなどで押し込みながら引き抜くと抜けます。また、インターホンとの配線も小さなボタンを押しながら引き抜くことで抜けます。
電気側の白と黒の配線を抜いた後は、お互いの銅線が接触しないように曲げて離しておくことを忘れずに。
取り外したHA-M602-Sと、今回のセットの中に入っている室内モニターVL-MWD210を比較してみました。かなりVL-MWD210が大きいですね。液晶のサイズ自体は少し大きくなった位ですが、全体のサイズの差がすごいです。
古いHA-M602-Sを取り外した後は、HA-M602-S用の壁面金具を取り外してVL-MWD210用に取り換えて本体に配線後、取り付けました。壁の中に配線ボックスが埋め込まれていたので、規格が一致して取り付けは簡単でした。
今度は外です。インターホンを取り外します。インターフォンの下部分にあるカバーをマイナストライバー等で外すと、取り付けネジが露出するので、外します。ほとんどの場合、このネジ1本でインターホン本体は外れますね。
配線も取り外した状態で、今回新しく取り付けるインターホンと並べてみました。古いインターホンはHA-C63、新しいインターホンはVL-V556-Sという機種のようです。こちらはある程度規格が統一されているので、サイズ等はほぼ同じです。
インターホン本体を外す → 配線を外す → 外枠を外すという手順を遡るだけで、新しいインターホンの取り付けは完了しました。前のインターホンが付いていた時と比べると、レンズ部分が一目瞭然で違いますね。
後、写真でわかると思いますが、宅内の配線がどこかで連結されているのか、配線の色が変わっていますね。既存の配線を写真を撮るなどして残しておかないとこういう場合は間違ってしまうので、要注意です。
さて、一通りの取り付けが完了したので、画面で確認してみました。メインとなる「通話」ボタンを押すと、こちらの室内の音声も外に聞こえてしまうので、「モニター」ボタンでカメラ映像を確認してみました。
上の写真は斜め45度位から撮影しているのですが、それでも視認に問題が無い程の視野角の広さです。液晶自体はそれほど高精度のものでは無いのですが(3.5インチ TFT液晶)。
まずは時刻等を設定しておきます。
液晶画面下部のボタンは左右がF1・F2、中央が、十字キーの中央ボタンに対応しています。「メニュー」を押すと、モード切替や録画されたものを確認できるようになっています。
設定項目は少ないので、使い始めた時点で設定しておかなくてはいけないのは、最初の時刻設定だけでもまったく問題ありません。
こちらがインターホンが鳴った状態です。通話ボタンを押すと、外との通話をしながら、相手の画像が録画されます。録画されると言っても、h.264のような動画フォーマットではなく、どちらかと言うと、コマ数が少ないGIFアニメのような感じです。
ちなみに応答しなかった場合も録画され、その場合は「お知らせ」ランプが青く点灯します。
また、VL-SWD210Kには子機も付属していますが、こちらもカラー液晶で視認性は高いです。親機と同等の機能がこちらからも利用できます。
カメラの画素数は30万画素と、数値を聞いただけではかなり画質が悪そうに感じますが、実際のところ、十分すぎるほどの視認性です。また、子機の利用に関しては、親機からの信号を受信する為、カメラ映像の表示まで少しタイムラグがありますが、これも許容範囲内だと思います。
不在時に誰かが訪問していたのか等がわかるようになっただけでも私個人的には嬉しかったですね。
あとは、ドアホンが使えなかった為に玄関口へ見に走っていってしまう娘のクセを何とかしないとダメですね(笑)。
FC2ブログランキング
a quickr pickr post