タイムリーで便利過ぎた、サンワサプライのUSB望遠LEDライト。
久しぶりにモニターに当選していました。サンワサプライのUSB望遠LEDライトです。
中華系デバイスや少し人とは違ったデバイスが好みな私にとって、目の付け所を大手メーカーとは少し変えてくるサンワサプライさんは好みのメーカーさんだったりします(笑)。
いただいたLEDライトはホームセンターなどでも販売されているサイズと同じくらいの大きさです。ストラップが付属していました。充電状態用のLEDと兼用の電源スイッチがあります。
ライトの先端は伸縮式になっていて、最大で光を4倍まで伸ばすことが出来ます。
1x の時は下のような感じです。 | |
4x になるとより遠くを照らそうと絞るので下のような感じです。 | |
このLEDライトのもう1つの特徴は一般的に販売されているLEDライトと違って、USB充電で使えるところですね。
回してフタを外すとUSB端子が出てきます。この端子をスマートフォンのACアダプタなどに接続して充電します。Anker製の複数ポートの充電器に接続しても問題無く充電してくれました。
ちゃんとUSB周りはパッキンで保護されているので、しっかりと占めておけばある程度の水濡れにも対応します。防水はIPX4まで対応しています。恐らく暴風雨の中で使っても大丈夫です(使うような状況下になりたくありませんが)。
USB経由で充電されるバッテリーの搭載容量は非公開ですが、空の状態から満充電まで8時間、4時間の連続点灯が可能になっています。非常灯やいざという時の使用に関しては問題ないレベルだと思います。
モバイルバッテリーでも充電できるのは便利ですね。
LEDの使用時間は10000時間となっているので、使い切るのが早いか自分の人生が終わるのが早いかを考えるまでもないと思います(笑)。
スイッチを押すことで点灯しますが、ただ単に点灯するだけでなく、HIGH・LOW・フラッシュ、そして長押しすることでランダムフラッシュモードになるという多機能ぶり。
このLEDライト、何が一番だったかというと、タイムリーすぎるのですが先日の台風21号上陸時、我が家は京都市内でもピンポイントに10時間ほどの停電になってしまった際に、真っ暗な中でこのLEDライトが非常に強い光で役に立ってくれました。
輝度も120ルーメンと十分なので、ペットボトルの下から照らすと簡易ランタンにもなってくれて、非常に大助かりでした。120ルーメンというと、愛用している超単焦点プロジェクターのLG PH450UGが450ルーメンなので、かなり明るい印象です。
何気に子どもたちを驚かそうと思って、このLEDライトをベッドルームに仕込ませて機会をうかがっていたりしたのですが、それよりも先に停電デビューしてしまい(笑)、その停電時に大きな醤油のボトルを使ったランタン + LEDライトで天井にグレイが出現。これが子どもたちを一番驚かせる結果に。
まさかこのLEDライトをいただいた直後に災害に遭うことになるとは思ってもいませんでしたが、このUSB望遠LEDライトは持っていたライトのどれよりも役に立ってくれました。
ちなみに先日購入したモバイルバッテリーにもLEDライトが搭載されていたのですが、光を比べてみるとその強さと明るさがわかりますね。
サイズは長さが約90mm ~ 100mm、直径が26.5mmとさほど大きくもなく、アウトドア向きのようなゴツい印象でもないのでポケットにも気軽に入れておける大きさです。
ちょうどデスクの上にあったシン・ゴジラとほぼ同じ大きさでした(笑)。
本体が金属削り出しで触り心地も良くて、私の普段の生活環境ならほぼどこでも充電環境が整っているので電池切れの心配が無いのがニーズにピッタリ合っていました。
注意すべき点は、USB端子用のキャップ部分の締め具合が緩くなっていると防水性能が無くなってしまうことや、落下の危険が出てきてしまうことですね。とっさに使えるLEDライトとしては十分すぎる製品でした。
災害時はもちろん、暗所での作業が多くなりがちなサーバ室、夜間での撮影時の手元確認など、USB充電できることの恩恵はかなりありました。
サンワサプライ様、ありがとうございました。