ジブン専用PC&タブレット3 RM-F106-SRを1809へアップデート。

10/2に提供が開始されたWindows 10の大型アップデート「Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809、OSビルド17763.1)」をジブン専用PC&タブレット3 にもインストールしてみました。

2018年10月9日時点では、アップデート時に個人ファイルが削除されるケースが散見されたことでアップデートは公開を停止している状態です。ちなみにこのアップデートは「Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809、OSビルド17763.1)」が発表・リリースされた直後に行ったものになります。

前回の1803へのアップデート時には本体ストレージの容量不足で途中エラーになったりと色々と工夫を凝らす必要がありましたが、今回の1809へのアップデートは通常のWindowsUpdateですんなりと再起動まで処理が進みました。

再起動途中で画面が突然縦方向の表示に切り替わったり、アップデートが完全に完了して通常動作するまで2時間以上かかってしまったりとロースペック・中華系ならではの挙動もありましたが、いざアップデートが終わってみるといつも通りの動作でした。

何事もなくアップデートされた直後にログインしてストレージの空き容量を確認すると約6.8GBの空きになっていました。確か前回アップデート時に不要ファイルの整理を行った際には空き容量は約13GBだったと思うので、今回の1809へのアップデートは不要ファイルを整理してから行った方が良いということになります。

この空き容量6.8GBは不要ファイルの削除を「ディスクのクリーンアップ」から行って古いWindowsなどを削除することで元の空き容量だった約14GBまで空けることが出来ます。といってもここまでデータを格納して何か作業をするということが無いので別にこのままでも問題無くブログの更新などは出来るのですが、システムドライブの空き容量はWindowsの動作に直接影響する場合があるので念の為です。

今回新しく追加された機能の中でやはり使ってみたいと思ったのは、スマホ同期機能でした。元々設定画面にもあった「電話」アイコンでのリンクとは違って、どちらかというとスマートフォンを直接操作するようなのリモートデスクトップ接続のような使い方が出来ると感じたからです。

実際に接続を試してみると、Android側へ専用のアプリのインストールや各種機能へのアクセスを許可したり、少し制約があるので、外出先ではあまり活躍してくれそうにない印象です。Wi-Fiや有線での同じセグメントのネットワークに接続されている時限定で接続が確立されて利用できるようですね。
Bluetoothでの接続でもこの機能を維持できれば、外出先での記録や記事作成にも一役買ってくれそうなのですが。
そういう時は通常の電話のリンク機能でスマートフォン側から画像を送信したりすることで今のところは代役を担ってくれそうですが、あちらはOneDrive経由でのデータ共有になってしまうので、データ通信料が心配ですね。

ネットワーク経由で接続されたAndroidスマートフォンの画像データやSMSの送信がパソコン上で見れたりコピーしたりできるのは便利ではありますが、私の場合はすでにAirDroidなどのアプリを使って実現させていた環境だったので、機能的には今一つという感じでした。今の段階でのメリットとすればMicrosoft・Windows純正の機能で実現できることと、接続確立が安定していることくらいでしょうか。
今回のアップデートに対してさらなる機能追加は順次WindowsUpdateで適用されていくのでもっと便利になっていくと思います。
ちなみに私がアップデートした際には個人データの削除などは発生しませんでした。