シリーズとしてのブランドを定着させる為のデザインの変遷をZenFone Go & ZenFone Selfieで比べてみました。
お借りしているZenFone Goは市場価格が2万円前後と、かなり手に入りやすい金額で販売されているSIMフリースマートフォンです。
よくありがちなのが、「安価にする為に、必要最小限に絞りました」や、「(コストを抑える)動作の安定化の為に、必要最低限のスペックに辿り着きました」という内容の文句が多いですが、ZenFone Goの場合はどの部分においても妥協無しのようです。
まずは、前回の外観の続きからです。
ZenFone Go (ZB551KL) | スマートフォン | ASUS 日本
https://www.asus.com/jp/Phone/ZenFone-Go-ZB551KL/
やはりこの角度によって色が変わる背面は、考えつくされている感じがしますね。角張った国産メーカーのデザインにもファンが多いですが、こういったラウンドフォルムも持ちやすいですし確かに需要はあります。
最近のスマートフォンには側面にボタンが集中している感がありますが、ZenFoneシリーズは一貫して側面にはボタンがありません。シンプルですが、個人的には「指へのひっかかり」が無いので、少し不安があります(笑)。
このフラットな構造を生かして防水性能を搭載して欲しいところが今後の要望でもありますね。防水性能は国内外通して需要があると思いますし。
今回の背面塗装はかなり凝った処理をされていて、見た目も良いですが質感も高いです。
背面全体が一体成型になっているので、外すにはちょっとコツが必要です。
以前のZenFone Selfieでも本体のプラスティックが柔らかい為、爪でも跡が残ってしまうので、外す際には丁寧に作業をした方が良さそうです。
私は、軽く爪で側面のヘコミ部分周辺を外した後、時計工具で丁寧に外すことにしています。
外してみました。
バッテリーの容量は、3010mAhとなっていて、ZenFone Selfieからは10mAhだけ容量がアップしています。この10mAhの差がどれほどの時間になるのかはわかりませんが(笑)。
SIMカードはデュアルSIM対応ということで、2枚のSIMカードを挿して使う事が出来ます。
という訳で、手持ちのZenFone Selfieと比べてみました。左側がZenFon Selfie、右側が今回のZenFone Goです。こうやって比べてみると、ZenFone Goの方が少しだけサイズダウンしていますね。
並べてみると、同じZenFoneシリーズであっても、開発コンセプトも違えば設計も違ってくることがわかりますね。
背面カバーの内側も、構造自体が新設計です。
並べてみると、同じように見えて違うモデルであることがわかりますね。
周囲のエッジ部分の処理に関しても、ちょっとずつ進化していることがわかります。左のZenFone Selfieはガラス保護フィルムを貼っています。
遠目には同じ機種に見えるこの2台ですが、細かい部分で修正が入ったり、設計し直されたりしています。ただ、このどちらも「ZenFoneだ」とわかるのがブランドとして確立していくデザインなのかもしれません。
ようやくこの2台の電源を入れて、色々と使っていきたいと思います。