ケーブルスイッチ CA-3でRICOH THETA Sを使ってみました。
RICOHのカメラ用ケーブルスイッチ、「CA-3」を購入しました。RICOHのデジタルカメラは持っていませんが、先日のファームウェアアップデートでTHETA Sが対応した為です。
スイッチ単体で4,000円超えという、少し高めの価格設定ですが、カメラ関連の周辺機器は純正でないと使えない場合も多いので、仕方ないのかもしれません。
同梱物は、本体と取扱説明書のみです。
カメラ本体と接続する為のUSBケーブルは付属していないので、カメラに同梱されているケーブルを使うか、それとも別途用意する必要があります。今回のTHETA S対応のように、カメラ側の端子形状が違っている場合があるので、この方が効率が良いような気もします。ですが、接続する為のUSBケーブルは別途用意する必要があることは箱にでも明記した方が良いと思います。
スイッチ本体は単四乾電池一本で稼働します。電源スイッチは別途シャッターとは別にあるので、急にバッテリー切れになることはまずないと思いますが、USB側から供給してくれると良いのにと思いました。またはエネループの充電をUSBで出来たりとかすればさらに使い勝手は良さそうな気もします。
実際にTHETA Sと接続してみました。
THETA Sの仕様上、フォーカスの合焦処理は必要無いので、スイッチ側の「半押し」は使えません。「半押し」出来る程のボタンの「遊び」は無いので、THETA Sなら気にせずボタンを押せば良い感じです。
ですが、ここで気が付きました。microUSB端子にCA-3を接続するのは何も問題なく、撮影もできましたが、結局「手持ち」状態でないとリモートでシャッターを切れません(笑)。利用シーンとしては、自撮り棒にCA-3を取り付けるとか、三脚に設置してCA-3でシャッターを切ることが考えられますが、USB端子の真横に三脚穴がある為、今の状態では手持ちのみです。
こんな商品も発売されているので、続けて購入して試してみたいと思います。
三脚スタンドとケーブルスイッチは一緒につかえるのでしょうか?
牧野 様
コメントありがとうございます。ケーブルスイッチも三脚もTHETAの底面に取り付けるのでそのままだと干渉してしまいます。
別記事でも書かせていただいておりますが、「エクステンションアダプター」というものを三脚との間に挟んで取り付けることでケーブルスイッチも同時に利用可能になります。参考にしていただければと思います。
→ ケーブルを三脚使用時にも接続できるようにするRICOH THETA S専用のエクステンションアダプター TE-1。
早々のご対応ありがとうございました。写真で確認すると、よくわかりました。これならば、シャッターを押した指が写りませんね。
すみません。甘えて、もう少し質問させていただきます。お答えの中に「リモート撮影することが基本的な撮影スタイルであるTHETAシリーズですが、やはり急に撮影するとなると、Wi-Fiの接続やアプリの準備に手間取ることも多くて、本体でシャッターを切ると撮影者が不自然なポーズで映り込みますし、セルフタイマーでの撮影でもタイミングがつかめない場合があったりします。」とありましたが、Wi-Fiだと海外で使用する場合、飛ばない場所も想定しないとならないわけですね?
牧野 様
コメントありがとうございます。返信遅れました。すみません。
THETAシリーズに限らず、最近のカメラにはWi-Fi機能が搭載されていて、スマートフォンと接続して各種操作や撮影データの転送等ができるようになっているものが多いですが、このWi-Fi機能は基本的には「カメラとデバイスとの直接接続」になっています。その為、周囲の環境でWi-Fi環境が無くても問題ありません(しかし海外などの場合、現地の電波法などには注意が必要ですが)。
Wi-Fiはルーター等の場合はすぐに接続してくれますが、THETAやカメラとスマートフォンを接続する場合、Wi-Fiで接続した先のネットワーク(この場合、スマートフォン → カメラ → ???)を確認したりするので、結構タイムラグが出やすいのです。これが「シャッターチャンスを逃しやすい」ということにつながるのです。参考にしていただければと思います。
感謝いたします。売り場等で尋ねてもこのように明快な回答をいただけず閉口しておりました。助かりました。