アウトドアの世界にデジタルを持ち込むBenQの新たなプロジェクター、GS1。
BenQアンバサダーの企画で、新発売のプロジェクター、GS1をお借りすることができました。1920×1200対応、300ルーメン、30~100インチまでの投影に対応したポータブルタイプのプロジェクターです。
先日行われた、BenQのブロガー向けイベントに応募はしていたものの、仕事の都合が付かず残念ながら欠席させていただくことになったのですが、運営事務局のご厚意でイベント不参加にも関わらずGS1をお借りさせていただくことになりました。ありがとうございます。
このBenQ GS1というプロジェクターは、今まで室内、しかも暗所での利用に限定されていたプロジェクターをアウトドアの世界に持ち込んで楽しむことをコンセプトに開発された製品です。
専用のキャリングケースに入って出荷されているところが何ともアウトドア向けっぽく感じます。
中には、AC電源以外の本体を含めた付属品の全てを入れて持ち運べるようになっているところが良いですね。保管するときにも困りません。LG PH450UGは保管方法に困りましたので(笑)。
本体前面です。レンズがこのサイズにしてはかなり大きめで球体に近い形状です。球体に近いほど壁面に近くても大きいサイズで投影が出来ると思います。
本体側面です。ダイヤルはフォーカス調整用です。反対側面には何も操作系はありません。
接続端子類は背面に集中しています。メインとなる映像入力はHDMI端子1つですが、USB2.0、USB3.0、microSDカード、ワイヤレスと他にも色々と映像ソースに合わせて接続することが可能です。
上面には操作ボタンが大きく配置されています。ボタン配置をスペース一杯に拡げているのは、やはりアウトドアでの利用を想定したものではないかなと感じました。
目立つ黄色で防水対応を意味する「IP21 WATERPROOF」の文字がプリントされています。防水対応ですが、IP21を規格で照らし合わせてみると、「垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない。200mmの高さより3〜5mm/分の水滴、10分水しぶき程度」となっているので、水中に落としてしまうことや、大雨などは無理のようです。
底面には、拡張用の端子がスライドカバーの中に隠されています。ここはスライドカバーがあるものの完全防水ではないので、取扱には少し注意した方が良いかもしれませんね。
カメラ用の三脚と同じ規格のネジ穴も用意されています。ポータブルタイプのプロジェクターならではの三脚に設置した自由度の高い投影が可能です。
付属のACアダプタです。この部分のコンパクト化はなかなか難しいのかもしれませんね。アウトドアに持ち出すことは少ないと思いますが、キャリングケースにも入らないので小さめが良かったかも。
離れた場所から操作するリモコンも付属しています。動作は単四電池です。他の家電製品のリモコンと比べるとちょっと簡素でチープさを感じますが、プロジェクターのリモコンはそこまで使用頻度が高くないのでこれでも必要十分です。ちなみにこちらは防水対応はしていないようですね。
こちらは付属のバッテリーです。LG PH450UGの場合はバッテリー内蔵タイプでしたが、こちらのBenQ GS1はバッテリーを外付けになっているので、利用シーンに合わせて取り付けます。
このGS1、プロジェクターにしてはかなりの多機能なので、何度かに記事を分けてレビューしてみたいと思います。