やはりコントロールするにはコントローラー。GamesirのT1d。
Telloには専用のコントローラーは付属していません。基本はスマートフォンで操作するスタイルですが、やはりハード的な操作スティックは直感的に操作できると思いメーカーが推奨しているGamesirのコントローラーを購入してみました。付属品、買いあさってますね(笑)。
GameSir T1d Controller購入 – DJI Store
https://store.dji.com/jp/product/gamesir-remote-controller
購入したコントローラーはGameSirのT1dという型番のコントローラーですが、この「T1d」という型番は、今回のTello専用でDJIの「d」という型番で分けているだけで、中身は「T1」というゲームコントローラーと同じ仕様のようです。
元々、Telloが発表された時点からGameSir製のコントローラーが正式サポートだと言われていて、AmazonでGameSir製のコントローラーを探していたのですが型番のバリエーションも多く、どれが対応しているのか決めあぐねていたところ、メーカーの通販サイトで発表されているのを見つけて購入しました。
価格的にチープ感があるかと思ったのですが、程よく革っぽい加工が施されていてグリップ感は良いですね。しっくりくる感じです。
コントローラーのボタン配置は大半の人が使い慣れた某S社製のゲーム機のデュアル的なコントローラーにそっくりなので両手でのホールドした感じは違和感が無くて安心しますね(笑)。
形状がほぼ同じなので4代目のワイヤレスコントローラー用のケースがピッタリはまります。GameSir製の純正ケースもあるようですが、取り急ぎこれで代用しました。
家庭用ゲーム機と違うのは中央にスマートフォン専用のホルダーが折り畳まれているところですね。カチカチと段階的に展開してホルダー部分を出すことができます。
充電はmicroUSB経由で行います。ここも某家庭用ゲーム機に似ていますが(笑)。充電中はバッテリーインジケータが点灯し、4つのボタンもカラフルに点灯します。
コントローラーは直接Telloと接続するわけではなく、スマートフォンとBluetooth接続してスマートフォンからはWi-Fi接続でTelloとつながる経路になっています。もともと、コントローラーはAndroidとの接続がなぜか確立しない為(プロファイルが対応していない?)、コントローラーに接続するにはT1dの電源ボタンを3秒以上長押ししてONにしたあと、Telloアプリから行います。
もしかすると、元となっているT1ならスマートフォンとの通常手順でのBluetooth接続が確立できるのかもしれませんが、私は持っていないのでわかりませんでした。
コントローラーを通じた操作はスマートフォンの画面で操作するよりも若干ピーキーで余韻が残るような動作になりますが、慣れでカバーできる範囲内だと思います。ただ、すべてがT1dでできるようになったわけではなく、離陸は今まで通りスマートフォン側でタップ→スライダーの操作が必要ですし、フリップモードや360度自動撮影などのモードに移行するにはやはりスマートフォン側で操作します。
それよりもT1dでの直感的な操作ができるようになったことの方がメリット大きい感じですね。ゲーム機の操作やラジコンで慣れてきた世代にとってはやはりこのハードとしてのコントローラーが一番頭で理解しやすいです。
L1ボタンで動画撮影モードに切り替え、さらに押すことで動画の撮影開始、撮影停止が行えるようになっています。また、R2ボタンで静止画モードへの切り替え、R1ボタンが静止画シャッターになっています。この辺りのボタン配置の統一のなさが若干気になりますが、スマートフォンの画面でシャッターを切るよりかは安定して撮影ができますね。
アプリのバージョンアップなどでボタンへの割り当てや機能追加などが行われれば良いのですが、すべてのボタンに何かの動作が割り当てられているわけではないので、この為だけにコントローラーを購入するのは少し割高な気もしますが、純粋にドローンの操作を楽しむにはやはりコントローラーは必須だと感じました。