必要なのは調べる根気と、試す勇気。ジブン専用PC&タブレット3を色々試す。

ドンキホーテの情熱価格ブランドから発売しているジブン専用PC&タブレット3 RM-F106-SRですが、日常的に持ち歩いて使ってみました。

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最初はかなり疑心暗鬼で使い始めましたが、公開されているスペックを良くも悪くも裏切らない動作でした。こう書くと、たしかに使いづらいPCという印象になりそうですが、私の中での印象は違います。
3代目となって、やはり色々と商品化するにあたり重点を置かれたスペックの部分についてはきちんと改善されているので、日常的にPCを仕事で使っている人からすると物足りない部分であっても、一般的にほとんどはスマホで、時々PCでネット検索…という人はこれでストレスなく使えるようには作られています。

まずは初回起動時の設定も終わり、Windowsを最新までアップデートを行いました。1709から現在までのアップデートを一度に行うと、WindowsUpdate用のファイルがダウンロードされてシステムフォルダ内に一時保存されるのですが、ここで容量不足となってしまい、1803のアップデート時に原因不明のエラーでロールバックするという現象が発生してしまいます。

C:\Windows\SoftwareDistribution\Download 以下に保存されている適用済みのWindowsUpdateのデータを削除したり、トラブルシューティングで修復もしてみましたが、一番早い解決策は、microSDカードスロットに8GB以上のカードを挿入して外部記憶を使ってアップデートすることですかね。これで問題無く最新までアップデートが完了しました。
アップデート後にシステム系の不要ファイルを削除したりして、空き容量は約13GBになりました。通常使う空き容量としてはブラウザのTEMPファイルを考慮しても余裕がまだありそうです。

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用途は外出先での検索やブログ用と割り切っていたので(RAW画像編集等は行わない)、インストールするソフトウェアも必要最低限にしておきました。Chrome、Adobe Reader DC、7-Zip、動画再生用コーデックとテキストエディタぐらいです。Officeはmobile版ですがプリインストールされているのでそちらを使えば良いかな、と。こういった仕事をしていると「Officeが無いと不安」「Officeがインストールされてないと不便」と思うかもしれませんが、冷静に考えてみると一般家庭でのパソコンでそこまでOffice系が必要になるシーンってそうそうありません。

Windows 10では、Windows 7のシステムプロパティ画面で表示されていたようなスコア表示の機能はデフォルトではオミットされていますが、コマンドプロンプトで結果を出力してWeb上で確認が可能です。こちらを参考に表示させてみました。
職場で現役稼働中のデスクトップPC、DELL XPS8500のスコアはこちらです。さすがに5年以上前のPCで当時はハイスペックだったCore i7を搭載していてメモリも12GB、Windows 10にアップデートしていますがスコア的には「5.9」と若干低めです。

XPS 8500 2018-09-06 00_50

ジブン専用PC&タブレットは下のような「3.3」という結果になりました。

RM-F106-SR 2018-09-06 00_50

また、ベンチマークソフトとしては老舗のCrystalmarkでも試してみました。

DELL XPS 8500
CrystalMak_DELL_XPS8500 CrystalMak_DELL_XPS8500_CPU
ジブン専用PC&タブレット3 RM-F106-SR
CrystalMark_jibunpc CrystalMark_jibunpc_CPU

計測結果として表示された数値上はかなり見劣りしてしまう結果となっていますが、実際にパソコンをパソコンとして使う際の動作や反応については微々たる差しか感じないという印象です。確かにネットワーク上のファイルを開く際に表示されるまでに時間がかかる場合がありますが、十分に待てる(我慢できる(笑))動作です。
実はこの記事自体もジブン専用PC&タブレットで書いていますが、キー配列とキーのピッチの狭さ、タイピングの速さに入力が追い付かず誤入力になるケースに最初は悩まされましたが(自慢ではありません)、記事の最後の方には慣れてきました。手が汚くてすみません(笑)。

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環境としては、Chrome(最新版である69)でWi-Fi経由でWordpressの管理画面にアクセスして記事を書いていますが、ネットワークの速度的にもプレビューの表示も普段使っている分には何もストレスは感じません。

気になるネットワークについては、基本はWi-Fi接続ですが以前にいただいたUSB接続のハブ兼有線LNアダプタ・US2-HB4ETXを試してみると、ハブ経由ではLANを認識しないものの、有線LAN部分のみを取り外してキーボード側のUSB端子に接続するとなんと認識しました。体感速度的にはWi-Fi経由とあまり変化は無いかもしれませんが、ファイルコピー時の安定さでは違いが出そうです。

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データの移動用として、USB接続HDDも試してみました。こういった内部ストレージの空きが非常に少ないPCの場合は外部ストレージが利用できるかは使い勝手に直結します。

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以前に販促品としてもらった、Panasonic RP-SUD128P3も問題なく認識しました。ORICO製のHDDケースも問題ありません。

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ですが、持ち歩く物を最小限に留めておきたいという思いから結局はこのバッファロー製のmicroSDカードリーダー、BSCRMSDCシリーズに落ち着きました。余っている32GBのmicroSDカードを挿入しておけば、キーボードを使用している時のみになりますが、32GBのストレージが確保できます。

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私も職場で社内PCの導入から運用管理、自宅でもデスクトップ以外にノートパソコンも数台持っていたりしてある意味「目が肥えている」と自負していたりしますが、サイト閲覧、軽い文章作成くらいならこの価格設定と機能の組み合わせは十分に「アリ」だと思いました。当然ブログの下書きもこれで問題なくできます。

また、約20,000円という価格設定も絶妙です。ドンキホーテで購入する家電製品の中では比較的高額な部類に入るものの、パソコンというジャンルの中ではかなり安価です。パソコン購入直後によくある「高い買い物だから傷を付けたくない」という心理も、このジブン専用PC&タブレット3なら、仕方が無い Or 気にならないと割り切ることも可能です(笑)。約20,000円と書いたのは、店頭レジでプラス1,000円を追加することで3年間の延長保証に加入できるからです。私は念の為追加しておきました。
職場PCでの私用はやはりやめておきたいところというのは建前で、この言葉通りの『ジブン専用』に試行錯誤しながらカスタマイズしていく感じは久しぶりです。もう少し色々試してみて、出来ることを模索してからブログの更新や私的なPC利用の為にもこのジブン専用PC&タブレット3を持ち歩いておこうかなと考えています。

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必要なのは調べる根気と、試す勇気。ジブン専用PC&タブレット3を色々試す。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 杉本 より:

    送ります。

    1. シンジマン より:

      杉本様
      コメントありがとうございます。「送ります」とは?

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