簡単にマイクがワイヤレスになるSHURE SVX288を使ってみました。
マイクメーカーとしては、かなりメジャーなSHUREのワイヤレスマイクを使ってみました。
Shure シュア | SVX288/PG58デュアルボーカルワイヤレスシステム
https://www.shure.co.jp/ja/products/wireless_systems/svx288_pg58_wireless_system
ammoonのミキサーと一緒に職場で導入したかったのが、ワイヤレスマイクです。会議用の部屋が広いのでマイクも有線ではケーブルの長さに限界があるので以前から購入検討はしていました。
ワイヤレスマイクシステムというと、一昔前のスタジオではかなり大がかりで高価な設備が必要だと思っていたのですが、有名どころのSHUREでも50,000円ほどで購入できるとわかり、今回設置に踏み切ってしまいました(笑)。
ラックサイズのものを想像していたのですが、意外に小さいです。少し大きめの筆箱くらいでしょうか。
レシーバー側の小ささに反比例してマイクは少し太めで長いです。通信用のモジュールと電源が中に入っているので仕方が無いのかもしれませんが。
付属しているワイヤレスマイクは2本。両方とも同じPG58という型番になります。落下防止用のリングなどは付属していなかったので、別途購入しておかないとデスクの上では転がって落ちてしまいそうです。
駆動は単三電池2本です。マイク下部を回すとカバーが外れます。電池も簡単に外れたりしないようにガードが付いています。また、この裏面には、電波の周波数チャンネルの変更ダイヤルや送信強度などの設定用スライダーがあります。マイクは最大で10時間使用できるようです。今回は付属のテスト用電池だったので、そこまでは使えないと思いますが、今後はエネループに変えていこうと思っています。
ワイヤレスマイクの電源ボタンは底にあります。ボタンの長押しで電源のON/OFFが可能になっています。不用意に押してしまっても電源が切れないようになっているようです。
付属のマイクホルダーは、シリコン製でガッチリと挟み込むタイプですので、頻繁にマイクスタンドからマイクを取るようなシーンには不向きかもしれません。ですが、通常マイク用の標準的なマイクホルダーではマイク側が太くて入らないのでクリップ式を使う必要がありますね。
セット内容は、レシーバー本体と電源ケーブル、マイク2本と専用のホルダー2つ、取扱い説明書です。ケーブルなどは付属していないので、別途既存システムとの接続に必要なケーブルを自分で判断して購入する必要があります。
電源ケーブルは音響設備ということもあって不用意にケーブル途中がコネクタで外せないようになっています。また、コンセント付近で場所を取らないようになっている都合上少し取り回しはしにくいです。
XLRケーブルでammoonのミキサーと接続してみました。XLRケーブルはマイクごとに1本ずつ接続する必要があります。
接続してみた状態です。
マイク自体が大きくて若干持ちにくさはあるのですが、さすがSHUREというべき安定した通信と音質でした。室内の端から端までゆうに12m以上はあるのですが、問題なく届いていましたし、通信が途切れたりすることもありませんでした。アンテナが見えない位置に隠したりしても影響は出ていません。音質も低い声質でも高い声質でもきちんと拾ってくれているのはありがたがったですね。