ASUS初の法人向けノートパソコン「P2420LA」を使ってみました。使用編。

P2420LAを実際に使ってみました。搭載されているのはWindows 7 Professional 64bitです。ただ、プリインストールではなく、Windows 8.1からのダウングレードを行っての提供となります。
リカバリ等を行って、改めてWindows 7を利用するには、少し手間がかかります(8.1 → 7への作業が必要になる)。
 

ASUSPRO P2420LA | ノートパソコン | ASUS 日本
https://www.asus.com/jp/Commercial-Notebooks/ASUSPRO-P2420LA/

 

 

 
液晶は非光沢のノングレア液晶なので、ちょっと前のパソコンを思い出させますが(最近は光沢が多いので)、私の場合長時間使う際にはこちらの方が目が疲れないので、法人向けとしては良いと思います。
 

 

 

 
視野角も若干狭い感じです。もともと、一般家庭向きでは無いので、必要十分だと思います。
 

 
搭載されているCPUは、Core i3 5005U 2.00GHzです。メモリは4GBでOSが64bit版なので、4GBフルで使用できます(32bitだと3GBまでしか認識しない)。システムの評価としての数値は4.8です。
初期状態でインストールされているソフトウェアはかなり少ないです。国産メーカーのプリインストール数と比べると、半分以下ですね。
 

 

 
とはいえ、いくつかのASUS純正のソフトウェアもインストールされています。常駐するソフトウェアはどれもハードウェアの動作に関するものばかりで、押し売り的な常駐ソフトウェアは少ないですね。
そのうちの1つ、「USB Charger+」は一時的にUSBへの給電時の電流を上げて、急速充電を行ってくれるソフトです。
 

 

 
統合管理ツールとして提供される、「Business Manager」はバックアップやWi-Fiなどをまとめて管理できるソフトウェアです。
 

 

 
グラフィカルなソフトウェアが多いので、結局はトラックパッドでの操作が多くなりますが、トラックパッドはクリック部分も一体型でかなり大きく作られているので操作はしやすいです。
 

 
Office系ソフトウェアとして、KINGSOFT OFFICEがプリインストールされています。試しに表計算ソフトであるスプレッドシートを起動してみましたが、軽快に動作しますね。Microsoft製のOfficeは後日インストールしてみたいと思います。
 

 

 
ベンチマークソフト「PCMARK 8 HOME」を使用した結果の数値は、「2557」でした。
 

 
ほぼ同等のスペックとして販売されているHP製のProBook 430 G2 Notebook PCの基本構成で、同じベンチマークソフトを使った結果が「2558」なので、ほぼ同等の性能を有していることになります。
 
使用してみた印象としては、このスペックでこの操作感とスピード感を実現しているのはちょっと驚きますね。この文章が大げさに感じないくらい、軽快に動作しますし、通常のパソコンを使った資料作成、集計等、問題はありませんでした。
実際に色々な場所での無線LAN接続を行って仕事をしてみましたが、「さすがPCパーツメーカーだ」と思ってしまうくらい、各パーツの相性問題は発生しませんでした。こういった安価なモデルの場合、パーツごとの相性が悪いものも多くあるので、ユーザー環境によってはちゃんと動作しない場合もありますので。
安定して仕事でつかえるノートパソコンとしては、十分にクリアしていると思いますしもはやパソコンは仕事では必需品となってきている中、長期間使えることはもちろんですが、コストをかけて導入するよりも消耗品扱いでどんどんリプレイスして対応していく企業も多いと思いますから、こういった安価で使いやすいハードはもっと必要になってくると思います。