脚部の延長と膝関節。
前回で指、太腿といじってきたので、次はこのキット一番の特徴とも言える脚部に少しずつ手を加えていきたいと思います。
元のキットでは、脚部は完全に固定、股関節も膝関節もパーツごとを接着してしまう構造になっています。脚部というか大型推進器という部分なのかもしれません。
脚部は上下2つのパーツで分かれているので、まずは上から順番に何か出来ないか模索していくことにします。とりあえず、四隅の突起部分はヤスリで削り落としました。
シャーペンで引いているクロスラインは中心点がわかるようにアタリを付けておいたものです。削り落とした四隅の突起物は太腿部分が密着している状態だと一体感があるのですが、今回色々と手を加えるとトゲだけが残ってしまい、ちょっと中二病っぽいトゲに見えてしまうので削り落としてWAVE オプションシステム シリーズ Uバーニア フラット 1の5mmサイズに交換することにしました。
中央の流用パーツはヴァッフの下腕手首部分です。このヴァッフの手首の構造を今回のの高速機動型ザクの膝関節の代わりとして流用してみます。基本は固定ですし、そこまで負荷がかかるようなポージングもしないと思いますので。
太腿側には、コトブキヤ モデリングサポートグッズ プラユニットP122 バーニアノズル IVの一番小さいものを半分に切って関節の代わりにします。奇しくも脚部もロケット燃料の切り離しが出来るように見えますね。
とりあえず脚部と太腿を繋いでみました。接続部分の中には、ヴァッフの手首のボールジョイント部だけを接着しています。
仮組中のボディ部分に合わせてみました。寸詰まり感が強かったキットのままから、若干スリムな感じになったと思います。完全に直立固定だったのが、股関節と膝関節にほんの少しだけ可動範囲を作れたのでポージングの幅が拡がったと思います。まだ完成していないのでわかりませんが(笑)。
腕は下腕をかなり長く作っているので、ジオングのコンセプトモデルというテストモデル感や異形感を出したいと思って作っているのですが、何せミキシングビルド自体初めて、仮組でバランスを見ながら改造自体も初めてなので、頭の中のイメージと実際に組み上がるものが一致するのかどうかはやってみないとわからない状況です。
大まかなイメージが出来上がってきたので、右側だけでなく左側にも同じ工作をしながら、細かい箇所のディテールアップやミキシングしているところの違和感を無くすための工作を追加していきたいと思います。