多忙により全然進みません。
脚部の続きです。どこかの部位だけでも形にしておかないとモチベーションが保てないと思ったので(笑)。実はこの状態は2週間ほど前の状態でここから仕事が多忙になってほぼ進んでいません。
一番手間がかかりそうな部位はやはり脚部です。ここを先に改修していこうと思ったのは、バーニアも多く、ランディングギアも全てモナカ構造でパーティングラインの処理が必要です。また、元々の形状が直方体なので延長するとあまりにもディテールが少なく、単調に見えると思ったからです。
ランディングギアはどの部分もモナカ構造で接着、しかもガイドピンも無いので、接着時の固定がしっかりできていないとずれてしまいます。さすが30年以上前のキットです(笑)。ここでは流し込み系の接着剤で圧着しています。モナカ構造の挟み込みの繰り返しは苦行でしかないですね(笑)。
四隅のタンク部分を延長してしまってディテールが『間延び』して少なくなっているので、0.3mmのプラ板を貼ったり、コトブキヤの追加パーツをゴテゴテと貼り付けています。大抵ここでセンスのある無しが露呈しまうので、自分の中で葛藤しながらくっつけています(笑)。
脚部メインの4つの大型バーニアは既存キットのものを加工して使うか、市販パーツを使うかはまだ考えているところです。塗装の手間を考えると市販パーツの方が明らかに楽なのですが、キット全体の統一感を考えているとそれもちょっと迷うところです。
他にもまだ何も考えていないのは頭部ですね。ここは少し幅詰めしてみようと思います。良く考えればミキシングだけでなく、こういった改修作業も初めての試みですね。
大まかな方針が固まりつつある部位は並行してスジ彫も始めてみました。元々このキットはモデラーがやりそうなスジ彫を施されている部分が多いのですが、密度が足りない気がしたので面によってはプラ板を貼ったりさらにラインを繋げるようなスジ彫をしてみようと思っています。
ある程度作業したところで各部位を並べてみました。腰部分がまだどうミキシングするのか方針が決まっていません。
ここから左右対称に作業が出来るのか、スジ彫の精度は落ちていないのか、1つずつ丁寧に作業しながら進めていきたいですね。ただ、プラモデルは失敗が常に付きまとっていて、この失敗をリペアしたりリカバリ出来る技術の部分が分岐点になっているのではないかと最近感じますね。この記事がアップされる頃はさらに進捗があればよいのですが。