ケーブルを三脚使用時にも接続できるようにするRICOH THETA S専用のエクステンションアダプター TE-1。
先日、RICOH THETA Sでもケーブルシャッターが対応したとのことで、ファームウェアをアップデート後、試していましたが、このエクステンションアダプターを使わないと三脚での使用ができませんので、購入しました。
私が色々アクセサリーをAmazonやWeb検索で探していた時、実はこれと同等の製品を3Dプリンタやその他のアクセサリーを組み合わせて作成して販売しているサイトも見つけていました。が、強度の問題や精度が気になったので購入を渋っていたところ、RICOHもそれに目を付けていたようで純正品として最近発売されました。
大きさとしては、長さが55.5mmで、実際にエクステンション(伸長)される高さは55mmです。62mmのレンズキャップと並べると少し小さいくらいですね。ただ、金属製なので持つとズシリと重量感があります。
THETA Sを使う際に、三脚を使うことが多いと思いますが、このままではCA-3やHDMIケーブルも接続できません。
TE-1を間に接続することで、三脚との間に55mmのクリアランスを確保できるので、USBケーブルやHDMIケーブルを接続できるようになります。ただ、視点は55㎜高くなります。
ネジの規格は共通なので、他の用途にも使えたりするのかもしれませんが、強度の問題等あるかもしれませんので試していません。
スマートフォンを使ってワイヤレスでリモート撮影することが基本的な撮影スタイルであるTHETAシリーズですが、やはり急に撮影するとなると、Wi-Fiの接続やアプリの準備に手間取ることも多くて、本体でシャッターを切ると撮影者が不自然なポーズで映り込みますし、セルフタイマーでの撮影でもタイミングがつかめない場合があったりします。
TE-1とCA-3の組み合わせなら、従来の記念撮影と同じようにTHETA Sをスタンドアローンで使えますし、撮影者も被写体もシャッターの瞬間を意識することができるようになるので、1つ持っていて損は無いかと思います。