澄んでいて『徹る』音色の能作 ベル ホルン。

3月に職場のスペースを増床することになって、さらに上の階にデスクを移動させました。ほとんど来客は無いスペースなのですが、万が一の来客用にベルを置くことにして一目惚れしたものを購入してみました。
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増床したスペースがもう少し広ければ受付用のビジネスホンを置いても良かったのですが、声をかけられても気付くレベルの広さだったのと、コスト面を考慮して呼び鈴にしようということになり、検索して一目惚れしたのがこの「能作」というメーカーの製品でした。
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色々検索していると、このメーカーさんかなり色々なものを作っておられるようで、ベルだけではなく食器や箸置きなども錫や真鍮で作る、いわゆる「鋳物」をメインにしておられる富山県のメーカーさんのようです。恥ずかしながら購入するまで知りませんでした。
外箱も丁寧にデザイン性が高く作られていて非常に落ち着いた雰囲気を感じます。

株式会社 能作
https://www.nousaku.co.jp/

銅メッキの綺麗な色合いが使われたピンクゴールド。

購入したのは、「ベル ホルン ピンクゴールド」です。商品の紹介ページによると、このピンクゴールドは真鍮に銅メッキを施すことでこの色合いを出されているようです。
一本ずつ手作業で作られた職人の技術を感じることが出来る出来栄えです。
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非常に落ち着いた色でどこに置いてもマッチする感じです。銅メッキコーティングされていますが、真鍮の質感はそのまま残っていてヘアライン加工された光の反射と触った感じがたまりません。ロクロで手作業されたゆえの暖かさみたいなものでしょうか。
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クラッパーと呼ばれるベルを鳴らす部分も真鍮製です。この手作り感ある形状が良いですね。
通常のベルだと、手で持つハンドル部分と、ベル内部でクラッパーが当たって音が鳴り響くキャスティング部分が分離していることが多いのですが、このベルは一体構造になっています。
角度が付けられてカットされた先端部分がなんとも言えずオシャレです。
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持ってみると、かなり手に重みを感じます。

鳴らしてみると澄んでいてよく『徹る』音色です。

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実際に鳴らしてみることにしました。

鳴らしてみるとわかるのですが、少しコツが要りますね。先程も書いたようにハンドル部分が一体化になっているのであまり下の方を持つと鳴りますが響かない音になります。
チリンチリンという軽い音ではなく、実際に聞いてみるとリーンリーンという非常に澄んだ音が空気の上の方を通り抜けていく感じがします。あまりうまく言葉では表せられないのですが。
安価なベルだと音質というか種類は似たようなものがあっても、音がか細くてかき消されるような感じがありますが、このベルだとすごく透き通っていて力強い音色です。

これを入り口に置いておいたのですが、置いた当初はこれがベルだと理解してもらえずに結局ドアをノックしたり、声で呼ばれたりもしたのですが、一度鳴らすと部屋の奥の方まで聴こえる澄んだ音はこのベルでないと出せない音色です。
一か月経った今では鳴らしてもらう回数も増え、すぐに気付くようになりました。
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鳴らしてもらう時に落とさないか心配ではあるのですが、やはり目に留まるデザインだからか来社されるお客様には「オシャレなベルですね」「良い音ですね」とコメントをいただくことが多いので置いて良かったです。
デジタルな音が多くなってきていて、アナログでリアルな「音色」を聞く機会が少なくなっていていることも一因して非常に良い音で良い買い物をしたと自己満足しています(笑)。

rentry

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