アウトドアだけでなく、プロジェクターを普段使いのガジェットにまで昇華出来るBenQ GS1。

BenQアンバサダーでお借りしていたアウトドア向けのプロジェクター、GS1を実際に試してみました。

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本体の質感がしっとりとしたマットな質感になっているので、若干ボタンは押しづらいのですが、電源ボタンを2秒以上押すことで電源がONになります。
BenQのロゴが表示されてしばらくすると、ホーム画面が表示されます。通常のプロジェクターは入力ソースが無ければ何も無い画面が表示されますが、このGS1は他のプロジェクターと違ってAndroid OSが搭載されているので、このようなホーム画面があります。

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予め無線LANへの接続設定が必要にはなりますが、GoogleのWeb検索やYoutubeなどは単体で楽しむことが可能です。ただし、ベースがAndroidで元はスマートフォンやタブレット用のアプリですからカーソルを移動させる(指でなぞる)操作が必要なものが多いです。USB接続で入力デバイスを追加すると快適に操作できるようです。

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仕様上の明るさの数値は300ルーメンとなっていますが、その数値だけで判断できない画像の綺麗さ、視界に入ってくる輝度の高さは映像系のメーカーとして一大ブランドを築いているBenQならではです。
蛍光灯がONになっている室内でも判別できる明るさで投影できています。LG PH450UGではここまで見えませんでした。あちら(PH450UG)は450ルーメンで数値こそGS1よりも高いものの、短焦点で光を無理やり拡げているので、光量が減衰しやすいのかもしれませんが。

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戸建のLED照明ではなく、テナントビルの蛍光灯の下でテストパターンを表示させてみましたが、ちゃんと判別できる明るさに歪みも少なく投影できています。
若干数千ルーメンのプロジェクターと比べると、やはり光量が足りない気もしますが、使用の大前提として「プロジェクターは暗所で使うもの」が頭の中に常にあるので気にならないレベルです。

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壁からちょうど100cmの距離で投影するとサイズ感はこのくらいです。

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HDMIでノートパソコンを接続してみましたが、十分にプレゼンテーション用としても使えますね。場所を取らないですし、バッテリーで動作するので、電源の確保を気にしなくても良いです。

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USB端子を2つ搭載しているので、USBメモリを接続したり外付けのHDDを接続したりして中のファイルを開くことも可能です。Android用のファイルブラウザアプリから参照したり、GS1に搭載されているメディア再生用のファイルブラウザから開いたりが可能です。

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接続したのは、Panasonic製の外付けSSDです。小さくて128GBも容量があるので便利です。試しにエンコードした動画データを再生させてみましたが、ファイルサイズが大きい、ビットレートが高いmkvフォーマットの動画はコマ落ちや再生スピードがもたついたりしましたが、mp4ファイルであれば2GB位のサイズでも問題なく再生できました。

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バッテリーを搭載する機器の場合、どれだけ電源レス、シンプルな構成で利用環境を問わずに再現できるかがポイントになると思いますが、GS1の場合は十分にクリアしていると言えますね。プロジェクターは普段の生活の中で、なかなか使いどころが難しい製品だと思いますが、正直なところGS1はキャンプやアウトドアで活用するよりも、プロジェクターを普段使いのガジェットにまで昇華してくれるのがGS1だと感じました。

もう少し、色々な機能を試してみたいと思います。

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