先行上映で3D吹替版・アリータ: バトル・エンジェルを観てきました(注意・ネタバレ有)。

アリータ: バトル・エンジェル、先行上映で前日の夜に観てきました。ここ最近、観たい映画が多くて困ります(笑)。
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原作となっている、木城ゆきと氏の銃夢(ガンム)は、私が学生の頃に見つけて読み始めた漫画で銃夢 ~ 銃夢 LastOrder~ 銃夢火星戦記と現在も連載中です。かなりの長寿漫画になっていますね。

当時から過激な描写と専門的な蘊蓄を散りばめた構成は、時代背景や技術的な裏付けが重視されていなかった当時の他作品と比べてかなりの異彩を放っていたと思います。
元々、そういった蘊蓄系が大好きな私にとってハマらない理由はなく、何度も何度も読み返してはまだ一般的に馴染みのない科学や技術を知る参考書代わりになっていたりもしました。この時代、まだ「ナノマシン」を何かストーリーのネタにするとかはこの銃夢以外存在しなかったと思います。私は銃夢でナノマシンを知り、その後の「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」を素直に観ていました(笑)。確か、あれもナノマシンを題材にしたストーリーだったと覚えています。

さて、今回の「アリータ: バトル・エンジェル」ですが、銃夢の海外向けタイトルである、「アリタ」から名付けられています。知らない人は何故この名前?と思う方もいると思いますが。原作を読んでいればこの名前にピンと来る人も多いはずです(この名前は一度登場していますし)。
満を持して映画化された中でのアリータは記憶を無くしながらも非常に多感な女の子の表情を本当にうまく表現されていたと感じました。予告編から賛否両論だった瞳の大きな顔も、実に表情豊かで始まって数分で違和感なく観れるようになっている辺りはさすが!と終わって思い返しながら感じていました。
ただ、ガリィとしての猛々しさはこの短い時間の中ではあまり前面に押し出されていなかった気もします。

原作で読んでいた頃に感じていた「クズ鉄町」のイメージはもっとスチームパンク+サイバー色が強く出ていてカオス状態のイメージが強く、どこか世紀末的な退廃しかけた町を連想していたのですが、アリータではリアリティとうまく融合させて人間の生活が垣間見えるように違和感なく作られていました。個人的にはもう少し汚れたイメージでもよかったのですが…(笑)。ヒューゴがTUNEDのバイクに乗ってたり(笑)。もっとヒューゴは子供っぽいと思っていたのですが映画ではアリータが憧れるような青年でした。
今では義肢の技術も原作と現実が近づいてきているように感じていますが、当時描かれていた「脳以外の体のすべてが機械」という自分自身に当てはめると違和感でしかない世界が、本当に現実にあるような、リアリティを感じさせる描写になっていたのは驚きでした。イドが患者を治療していたシーンもそうですね。 20190222081127-DSC_7208

ストーリー的には原作コミック第一巻~第四巻くらいのマカク編、ヒューゴ編、モーターボール編をうまく織り交ぜたように構成されていました。原作でもあれ以上ないくらい綿密に練られたストーリーに感じていましたが、ああいった構成になっていたのは、原作ファンから見て少し残念でもあり、上手いなと喜びでもあり複雑です(笑)。
個人的には、機甲術(パンツァークンスト)はその武術名として名前程度にしか扱われなかったこと(せめて周破衝拳ヘルツェアハオエンくらいは出してほしかった(笑))、サイバーボディを駆使したスピード感あふれるバトルは見応えがあったものの、時間の流れをXperiaのスーパースローモーション960fps撮影したような中でのアリータのセリフ回しや攻防がもっとあっても良かったかなと個人的に思います。
ただ、今回は先行上映が3D吹替限定でしたので、このバトルシーンは非常に楽しめました。
ダマスカスブレード、もっと使って欲しかった(笑)。しれっと「単分子」なる単語を使っていたりしていたのもニヤニヤして聞いていました(笑)。

最後の詰め込み風のストーリー展開も個人的にはNGでしたね。ヒューゴの死とモーターボールへの転身、トップリーグを目指すきっかけはもう少し細かく心の動きを描いて欲しかったかなとも。「私はよそ者(アウトサイダー)だ」というセリフは期待していたのですが(笑)。 20190222081107-DSC_7207

まったく予備知識の無い高校三年生の甥っ子と二人で観てきたのですが、原作を知らない甥っ子でも楽しめたようです。
確かに、原作のストーリーをそのまま生かして2時間ほどの時間の中にただ漫画・アニメをCGで表現しただけではなく、しっかりと原作の良さと悪さ、キャラクターの心を理解して再構成した結論が今回の作品のように感じました。
ただ、あの大きな瞳のアリータが一人の少女としてスクリーンの中にしっかり「生きて」いて、2時間を忘れるほど惹き込まれました。

続編を感じさせるやり取りもあり、つい期待してしまいますね。でないと、あの人との関係性に何も触れずに伏線だけで終わってしまいますから。

rentry

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