BenQ GV1を実際に使ってみたり比較したり。

BenQ GV1を実際に使ってみて、他のプロジェクターと比較してみました。

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最初にWi-Fi設定をするだけで使えるのは便利。

まずは何はなくともWi-Fi設定をしないとGV1は持っている機能のほとんどを使えないので、設定しておきます。設定はリモコンから行うのですが、この系統のどの製品にも言えることかもしれませんが、SSID用のパスワードなどの文字入力が非常に面倒ですね。

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設定が完了するとホーム画面に移行します。ホーム画面ではデータの入力ソースを選択する行が最上段にあって見やすいですね。Android OSベースで動作しているので、下にはインストールされたアプリが並んでいます。

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試しにiPhone 6sをワイヤレスで接続してみました。GV1と同じネットワークに接続した状態で、下の通知部分から「画面ミラーリング」をタップすると、ネットワーク内で起動しているGV1を見つけてくれるので選択するだけで簡単に画面が投影できます。

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この方法、確かアウトドア向けのプロジェクターであるGS1でも可能だったと思うので、ぜひ営業メンバーには覚えてほしい手順かもしれませんね。来客中に「ちょっと実際の画面お見せしますね」なんて言ってサッとプロジェクターで、しかもワイヤレスで投影したら、お客様の心をグっと掴むことができるかもしれません(笑)。
職場の方の中で、実際に訪問先でこのスタイルで商談されていた企業様もあるみたいでした。

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まずは定番ともなる、iPhone 6sでYoutubeを再生させてそれをミラーリングで投影させてみました。スムーズな再生で、操作した際のタイムラグもそれほどなく、映像もこのサイズでは十分すぎるくらい綺麗でした。

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GV1単体でYoutubeを再生することもできるので、この方法は不要と言えば不要なのですが(笑)。GV1スタンドアローンで再生する場合は付属のリモコンでの操作が必須になってきますが、この方法だといつも使っているスマートフォンのYoutubeアプリで操作できるので操作方法も熟知していますし、迷うことがありません。また、この場合は動画本体はGV1で投影され、インターフェースのみがiPhone 6sに残ります。
さながらiPhone 6sがYoutube専用のリモコンになった感じです。
下は壁から約40cmほどの距離で投影した場合の大きさです。iPhone 6sを立てかけてみています。大きさ的には13~14インチほどでしょうか。

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そういえば、初回起動時にファームウェアのアップデートが通知されていたので、アップデートも行いました。この時点でのファームウェアはver1.1.0.2でした。最新はWebサイトで確認するとver1.1.1.5になっていましたので、即アップデートしました(笑)。

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ちなみに私がメインで使っているのはAndroidスマートフォンですが、Xperia XZ2 Premiumの場合でも通知領域から「キャスト」をタップしてGV1を選ぶだけでスマートフォンの画面を投影することが出来ます。
操作してみた感じでは、Wi-Fiの電波環境にも左右されるとは思いますが、動画を再生させても目立つコマ落ちもなく、快適に観ることが出来ました。ビットレートが高めの動画や動きが激しい動画はさすがに「あれちょっと見にくいかな?」と思う場面もありましたが、思っていたよりも綺麗でした。
ローカルに保存されている動画はミラーリングされますが、dTVなどのストリーミングサービスの場合、ミラーリングは著作権上できないこともあります。この場合は、 Aptoide TV というアプリストアからAmazonプライムビデオやhulu等がインストールできるので、GV1単体で再生させることになります。こちらの方がWi-Fi経由での動画転送でのコマ落ちもなく快適に観ることが出来ました。

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スマートフォン側でゲームを起動させても大画面で楽しむことが出来ますが、アクションゲームやタイミングを要求するゲームなどはGV1側を見ていると当然ながら遅れてしまいます。あまり激しい動きになるゲームはやはり不向きのようです。

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上の画面を見てもらえばわかりますが、スマートフォンの画面よりも0.2~0.5秒ほど遅れてGV1側で投影されているのがわかると思います。使い方としては、プレイヤーはスマートフォンの画面を見てプレイして他の人がGV1の投影側を見て楽しむというのがスタンダードかもしれません。

他のプロジェクターとの簡易比較。

職場にあるプロジェクターと投影サイズ等を比較してみました。左からBenQ GS1、BenQ GV1、EPSON EB-W420です。特に何も接続することなく、電源を供給した状態で投影してみます。バッテリー内蔵タイプの場合、電源供給時とバッテリー時で輝度が若干変わる場合があるからです。

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壁からの距離はちょうど1m(100cm)の距離で接地してみました。

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本体サイズはそれぞれ違いますが、レンズ位置を壁から100cmの位置で合わせて置いています。

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まずは全て電源をONにしてみました。EB-W420がさすが3000lmという明るさの為、目立っていますね。GS1が同じ投影距離で非常に大画面で出力できているのがわかります。
今回の3種類全て投影高さを調節する為の機構が備わっていますが、GS1とEB-W420は本体自体を持ち上げるアーム方式で、GV1は前回書いた通りレンズ部分の角度を変えるタイプで本体の接地面は何も変わりません。GV1はレンズ部分の角度を変えると自動的に台形補正されるので手間が省けて便利です。GV1は最大投影サイズで、チルトを最大角度まで傾けると、約77cm通常よりも高く投影できます。
100cmの距離だとGS1は約56インチ、GV1は約35インチ、EB-W420は約34インチのサイズになります。これは実際に横幅を測ってみてこちらのサイトで計算させてみた画面サイズです。
確かGS1は「1メートルの距離で60インチの大画面」と謳っていたように思いますが(笑)。GS1はアウトドアでの利用を想定したモデルでもあるので、限られた狭いエリアでの投影で少しでも大画面になるためだと思います。

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ただ、これだと肝心のGV1の画面が左右に挟まれて見にくいので配置を変更してみました。一番右にGV1を置いています。これで見てみると、EB-W420とGV1がほぼ同じ投影サイズになっていることがわかります。GS1はレンズ部分もかなり歪曲した形になっていて、どちらかというと短焦点モデルに近い感じです。

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EB-W420は一旦外してもらって、同じBenQのポータブルプロジェクターである、GS1とGV1で比べてみました。明るさの体感としては同じくらいに見えますが、GS1をGV1の投影サイズにするために壁に近づけていくと光が収束していくので、必然的にGS1の方が明るく見やすい画面になります。

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GS1、GV1はどちらもAndroid OSが搭載されているので、Amazonプライムビデオのアプリをインストールして同じ動画を再生させてみました。これはEPSON EB-W420にも自宅にあるLG PH450UGにも出来ないことですね。ポータブルプロジェクターというジャンルの一翼を担うBenQならではの仕様です。

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鮮やかさも解像感もGS1の方が一枚上手のように見えますね(GS1の解像度は1280×720)。ただ、目当ての動画を観始めるまでのステップはGV1の方が手軽でした。起動時間もGV1の方が圧倒的に体感的に速かったですね。
ただ、あまりにもGV1の方が画質が悪くて観れないというレベルではなく、当然普通に見ている限りではGV1も全く問題はないレベルです。ただ投影するプロジェクター側の水平周波数の問題で写真では色がおかしく写ってしまっていますが。

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GS1にはmicroSDカードスロットが搭載されていましたが、GV1では入力はType-CのUSB端子のみです。リムーバブルメディアなどの記憶媒体を認識するようなので、USBメモリだけではなく、2.5インチサイズのHDD、もしかすると試していませんが、カードリーダー経由でのSDカードも読み込めるかもしれませんね。

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私はUSBに保存しておいた画面キャプチャの静止画を表示させてみましたが、何も問題無く読み込めました。他にも保存していた動画ファイルや、昔のスマートフォンで撮影した動画のバックアップデータなども再生してみましたが、問題無くスムーズに観ることが出来ました。
また、最近の4K動画ファイルも大丈夫でした。

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気になるのはテレビと同じ操作性。

こういったプロジェクターの場合、リモコンが付属していて本体操作よりもリモコンの操作ありきで考えられている部分が多いのですが、ここで必ず当たってしまう壁があります。

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それは、「文字入力の操作性」です。Android OSなので、基本的な十字キー、バックボタン、ホームボタンがメインですが、Android OSならではの柔軟さが逆に操作性の悪さを生んでしまうこともあります。

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Android OSなので、対応するアプリをインストールして機能を増やすことが出来ますが、アプリ自体はそのプロジェクター専用にインターフェースを備えているわけでもないので、やはりスマートフォンのような入力デバイスが前提になっているものもあります。
今回、Amazonプライムビデオのアプリをインストールしましたが、やはり文字入力はその最たる『壁』でした。

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BenQのプロジェクター用にリモコンアプリが用意されているので、そちら利用することでその壁は簡単に乗り越えられますが、スマートフォンが一台しかない場合で、さらに映像ソースがそのスマートフォンだった場合は、かなり面倒なことになりますね。
また、アプリも2種類あって、今回2種類とも試してみたのですが(上の画像はこちらのアプリ)、文字入力やマウス操作なども含めると、こちらのアプリの方が使いやすかった感じです。
GS1にも対応していたので、今回テストしている間はアプリ側で接続するプロジェクターを切り替えて操作していました。
アプリ側でユーザーIDやパスワード入力などを行うことで、画面上のソフトウェアキーボードでの面倒な入力を回避できます。
先程の初回設定時のWi-Fiパスワードなども事前にアプリで接続しておけば、かなり楽になりますね。

HDMIが無いことは確かにマイナスですがそれを補える応用力があります。

さすがビジネスユースのEPSON EB-W420はかなり明るく投影できるので蛍光灯下でも使えるレベルですが、電源が無いと動きませんし、入力ソースが別途必要になってきますのでGS1とGV1の方が便利さではホームユース下でのプロジェクターの便利さでは軍配が上がります。
GS1とGV1を比べると、解像度・明るさのスペックからGS1の方が綺麗でした。
GS1はポータブルプロジェクターの初期に発売されたモデルで基本的な機能自体はGV1と同じ機能を持っていますが、ほぼワイヤレスで完結するGV1の方がサッと使えるので個人的にはこちらの方が合っている感じでした。

本来、映像入力ソースありきの機器であるプロジェクターにとって、今やHDMI端子は必須だと思っていましたし、やはりHDMI入力端子があることで利用の幅は2倍以上拡がるとも感じますが、GV1はあえてそれを廃止しています。

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ただ、それを補うAndroid OSの柔軟さと、手軽に気軽に使えるサイズやポータブルプロジェクターとしての基本スペックの高さがGV1にはありますね。200ルーメンという明るさはプロジェクターの中では決して明るいとは言えない数値ではありますが、このサイズ感、この手軽さでこの明るさというトータルバランスで見た時には、この200ルーメンでも十分です。
一昔前なら、入力ソースがHDMIしかないプロジェクターでさえ汎用性が乏しいと言われていた時代がありましたが、最近ではAmazonプライムビデオやhulu、Netflixなどストリーミングで楽しめるサービスの方が主流になりつつありますし、EB-W420やGS1のようにHDMI端子が無くても、解決してしまうので、GV1もこれはこれで1つの完結したプロジェクターの形かもしれません。

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もう少し色々どんな使い方ができるのか試してみようと思います。

rentry

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