ハイブリッドなドライブで、遅くなってきたパソコンを実感できる程高速に。Seagate Desktop SSHD 2TBをいただきました。

また前回の記事から一カ月以上が経ってしまいました。その記事がアップできていなかった間に、長年使っていた4TBのNASがRAID崩壊モードになってしまい、データのいくつかが戻ってこれなくなってしまいました。幸い、最重要データは取り出すことができたのですが、手を尽くしてもRAID崩壊モードからの復旧はできませんでした。この内容は別記事で。
しかし、データは戻ってきませんでしたが、Ripre様の案件でSeagate様から何とHDDをいただくことが出来ました。何たるタイミング(笑)。
 
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戴いたHDDは、通常のディスク構造のハードディスクに加えて高速アクセスが可能な8GBのNANDフラッシュを搭載したSSHD(ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ)という3.5インチのハードディスクです。容量は2TBになります。
 
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Desktop SSHD:4TBハイブリッド・ドライブ・アップグレード| Seagate
http://www.seagate.com/jp/ja/internal-hard-drives/solid-state-hybrid/desktop-solid-state-hybrid-drive/

 
たまたま手元に同メーカーの同じ容量のハードディスクがあったので比べてみても、外観は通常のハードディスクとほとんど変わりません。外装は変わらずに貼付されているシール記載の型番が変わった程度です。
 
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現在、自宅でメインPCとして使っているDELL XPS8300は当時では大容量(と思っていた)1TBのHDDを搭載しています。こちらを今回いただいたHDDと交換を行ってみたいと思います。
ちなみに現在のドライブの使用している状態はこんな感じです。
 
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ほとんど空いているように見えますが、これは今回の作業前に少しでもコピー時間を短縮する為にデータのバックアップと移設を行った為です。いつもは大体使用領域が500GB前後です。
起動までの時間は3分程度で、バックグラウンドで処理が行われているせいか、実際に操作できるようになるまでは結構かかります。

取り出してみると、XPS8300に元々搭載されていた1TBのハードディスクもSeagate製でした。
 
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まずは、電源ケーブルを抜いて、元々の1TBハードディスクはそのまま接続しておいた状態で空きSATAポートに今回の2TB SSHDを接続します。
 
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HDDの増設の場合は空きSATAのポートに追加するだけで完了しますが、今回はオペレーティングシステムを含むシステムドライブを交換するので、少し作業が必要になります。
Seagateでは専用のツールを公開しているので、そちらを使用することにしました。専用ソフトウェア「SEAGATE DiscWizard」はサイトでダウンロードが可能です。使用するには、現在のOSにインストールしておきます。
 
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インストール後起動してハードディスクのコピーを行います。
ソフトウェア自体はハードディスクのことに関してかなり多機能なソフトウェアのようですが(一部有料もあるようです)、今回はシンプルに「Clone Disk」機能を使用します。
 
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選択モードは「Automatic」を選択、ソースとなるハードディスク(SourceDisk)は今のCドライブを選択して、コピー先となるハードディスク(Destination Disk)は今回新たに接続したSSHD 2TBを選択します。ちなみに今回2TBのSSHDは初めて接続した段階だったので、フォーマットすらされていませんでした(Not Initialized)。
 
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「Proceed」をクリックしてクローニングを開始すると、計算しはじめましたが、すぐに再起動を促すダイアログが表示されました。そのまま処理を進めたいので、「Restart」をクリックしました。
 
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Windows 7がシャットダウンした後、見慣れないSEAGATEのロゴでコピー専用のOSが起動して実際にコピーを開始しました。
 
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「Shut down the computer when ‘operation’ is completed」のチェックを有効にしておくと、コピー終了後に自動的に電源が落ちてくれます。
私の場合は、2時間程度で終了して電源が落ちていました。
 
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その後、元々の1TBを取り外して今回のSSHD 2TBをプライマリーのマスターに接続してまずは単体で起動してみました。ドライブのプロパティを見てみると、確かに2TBの構成に変わっています。SSHDという新しい規格ですが、今までと使い方は何も変わりません。
 
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問題なくWindows 7が今まで通りの環境で起動したので、一旦シャットダウンさせて元の1TBと実際に換装します。
 
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これで交換は完了しました。実に簡単です。確かにSATA接続等は普通パソコンを使っている人には本来無縁の作業なので、多少ハードルが高い作業なのかもしれませんが、一度覚えると簡単に内蔵で増設が出来たりするので便利です。
 
実際にSSHDに換装した直後初回起動時には、ハードディスクのドライバインストールがあり、再起動が必要ですが、それでも1分ぐらい短縮されていることが実感できました。

Seagate製のSSHDに搭載されているNANDフラッシュ部分は、アクセス頻度が高いデータを学習してパソコンの全体的な動作の速度向上につなげています。初回時は使用頻度の特定ができていなかったようですが、2回目以降、またこの記事を書いている3回目、4回目の起動時にはその速さをさらに実感できるようになっていました。ブラウザの起動や、Lightroomの起動等、全般的に実感できるくらい速度が上がりました。Adaptive Memoryという技術らしいのですが、詳しいことはわかりません(笑)。
 
少しこの実感を得るには手間がかかりますが、効果は確実にありますね。キャンペーンも以下のサイトで開催中のようです。
 

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少し通常のHDDよりもどうしても高価になってしまいますが効果はかなりありましたので、良かったです。
 
メインPCの調子も戻ってきたし、仕事も落ち着きを見せ始めている(忙しいのはまだ変わらないのですが)ので、溜まっているネタを記事にしてアップ再開しようと思います。
 

 
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